盤上漂う千日手気配 控室はセンニチテーズ・ハイ 名人戦第2局

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毎日新聞 2025/7/20 07:30(最終更新 7/20 07:30) 有料記事 8458文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷名人戦第2局から一夜明け、出発ロビーで撮影に応じる藤井聡太名人=東京都大田区の羽田空港で2025年5月1日、手塚耕一郎撮影 前期に続いて羽田空港第1ターミナル(東京都大田区)で指された第83期名人戦七番勝負第2局は接戦に持ち込まれた終盤で、永瀬拓矢九段の一手の緩みを突いた藤井聡太名人が第1局に続いて連勝した。たびたび千日手模様が現れる展開に、控室では「センニチテーズ・ハイ」の高揚感が広がった。そんな異例の展開が続くシリーズの序章ともいえる一局。棋士たちのコミカルなやり取りとともに、その舞台裏を観戦記者の上地隆蔵さんが軽妙に描いた。第1譜(1―10)▲2六歩  △3四歩  ▲7六歩  △8四歩▲2五歩  △3二金  ▲7八金1 △3三角▲同角成3 △同 金(第1図)(持ち時間各9時間 消費▲4分△0分)研究会こなしてから羽田へ 「我ながらよくやっていると思いますよ」 そう言って永瀬拓矢九段は過密スケジュールを笑い飛ばした。公式戦は月8局ペース。その間は研究会でびっしり埋まっている。名人戦第2局の前後は、4月25日棋聖戦挑戦者決定戦、26日将棋の仕事、27日一日静養。28日は午前中に研究会をこなしてから羽田空港入り。多忙ぶりに、本来休みのゴールデンウイーク期間中も対局が組まれている。 「いやあ~死ぬかと思いました。さすがにまずいと思って27日は完全休養に努めたんですけど、体に力が入らなくて……。金縛りに近い状態でした。心は元気なんですけどね。私、体力には自信があるんですが、30代に入って段々と回復力が落ちてきています。今、倒れたらアウト。そりゃ、回らないですよ。将棋連盟の手合課には『対局の延期はできません』と念押しされています、ワハハハ」 午後5時から検分。特設の対局場から滑走路が一望できる。…この記事は有料記事です。残り7762文字(全文8458文字)【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>