令和のリアル 中学受験毎日新聞 2025/7/24 15:00(最終更新 7/24 15:00) 有料記事 2923文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷中高一貫校検索サイト「スクマ!」を運営する横井佑丞さん。大手コンサルを退職し、家庭教師をしながら、サイトを充実させるべく、開発にも取り組んでいる=東京都千代田区で2025年5月27日午後3時49分、稲垣衆史撮影 いよいよ夏休み。中学受験の天王山と言われ、勉強も志望校選びもヤマ場を迎える。 この時期、保護者を悩ませるのが、学校説明会の参加申し込みだ。参加枠争奪戦は、人気アーティストのコンサートチケット並みともいわれる。 そんな親たちの志望校選びに役立つ学校検索サイト「スクマ!」が今、注目を集めている。 開発したのは、大手コンサル出身の家庭教師、横井佑丞(ゆうすけ)さん(38)だ。 難関の洛南中高から東大に進学した中受経験者でもある。 横井さんに、100以上の受験家庭をサポートしたからこそ分かる、親の“必勝”伴走術や志望校選びのコツを聞いた。 <主な内容> ・目指したのは受験家庭の課題解決 ・「神サービス」なのに無料のワケ ・受験家庭をコンサル 親の伴走の好例は ・ボリュームゾーンが夏休みにしがちな間違い ・暗記が苦手で中受失敗も その意外な理由 「令和のリアル 中学受験」第26部は8月下旬に公開予定です。中受に役立つ「神サービス」 「スクマ!」は2022年夏にリリースされた。 直近3カ月の利用者は10万人以上。「中受に役立つ神サービス」との口コミが広がっている。 このサービスは首都圏近郊の中学校に対応しており、通学時間の上限や乗り換え回数、偏差値の範囲を入力すると、条件に合う学校がリストアップされるものだ。 受験科目や入試日程、難関大合格率などで検索することもでき、意外な学校と出会うことも少なくない。 登録した学校すべてのイベントや、受験方式の変更など重要な情報も通知してくれる。 さらに説明会の予約キャンセルで空席が発生した際の通知機能もあり、予約取り直しもスムーズだ。25年ぶりに見た中受の実情 横井さんは、京都市の洛南中高から東大、大手コンサル企業を経て、主にアプリやウェブサイトを開発する「MidFree」(東京都荒川区)を起業した。 開発資金を稼ぐために家庭教師を始めたことが、「スクマ!」開発のヒントになった。 「自宅から通いやすくて、うちの子に合った学校を探して」 保護者から依頼される度に、偏差値表とにらめっこし、通学時間や乗り換え回数を逐一調べたが、時間を大量に浪費する。 ウェブサイト開発で、この課題を解決できるのでは、と思い立った。 「自分も親子も幸せになれるサービスをつくろう」 4年をかけて開発にこぎつけた。 利用料は無料。収支は赤字だが、利用者を増やし市場で優位性を築くことを優先している。 将来的には高校や大学受験、故郷の関西圏でもサービス展開を目指す。受験生100人以上を見た結論は 横井さんは家庭教師を続ける中で、100人以上の受験生の保護者と接してきた。 受験の天王山と言われる小6の夏休み。合格へ向けて、保護者はどう伴走すればよいのか? 横井さんは、自身の経験からも「難度がどんどん高まる中学受験の膨大なカリキュラムを…この記事は有料記事です。残り1738文字(全文2923文字)【時系列で見る】【前の記事】中学受験で夫のモラハラ拍車 あわや全落ちの危機に「中受離婚」決意関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>