毎日新聞 2025/7/24 16:22(最終更新 7/24 16:30) 863文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷水しぶきを上げ、水路を移動するコツメカワウソのツツジ=市川市で2025年7月23日午後1時27分、石塚孝志撮影写真一覧 千葉県の市川市動植物園で人気の「流しカワウソ」が復活した。ウオータースライダー状の水路で遊ぶカワウソが一時いなくなったが、今年から再び見られるように。水しぶきを上げて滑り降りる姿に、来園者から「かわいい」「気持ちよさそう」と歓声が上がっている。 同園はコツメカワウソの飼育スペースに半円形のパイプを設置している。カワウソが流水と共に流れてくるように見えることから、夏の風物詩「流しそうめん」にあやかって、「流しカワウソ」と呼んでいる。Advertisement カワウソのストレスを解消しつつ、来園者にも喜んでもらおうと、飼育員が2012年に考案した。カワウソには狭い水路をせっかちに走り回る習性がある。傾斜を緩くし、T字形の水路を設けて階段を造ると、好奇心旺盛なカワウソがよく遊ぶようになった。水路で立ち上がるコツメカワウソのツツジ=市川市で2025年7月23日午後1時29分、石塚孝志撮影写真一覧 ただ、カワウソにも遊びの好みがある。2年ほど前、水路が好きな1頭が死ぬと、他のカワウソはあまり水路で遊ばないため、流しカワウソは「開店休業」の状態が続いた。 今年2~3月、繁殖のため2頭が同園に仲間入り。そのうち那須どうぶつ王国(栃木県那須町)から借り受けたメスのツツジ(5歳)が水路を気に入り、暑くなってきた1カ月くらい前から頻繁に遊ぶようになった。 「流しカワウソ」が見られるタイミングは、あくまでカワウソの気分次第だ。飼育員の宮腰峻平さん(33)は「普段は午後1時半ごろが食事の時間で、その前後はよく走り回っていて『流しカワウソ』を見られるチャンスです」と話す。 コツメカワウソは、体長40~60センチ。東南アジアや中国南部などの川の流域に生息し、甲殻類やカエル、魚などを餌に、家族を中心としたグループで生活する。国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでVU(危急種)に指定され、野生生物の国際取引を規制するワシントン条約でも、付属書1掲載種として学術目的以外の輸出入が禁止されている。 開園時間は午前9時半~午後4時半。月曜休園。入園料大人440円、小中学生110円、未就学児無料。問い合わせは同園(047・338・1960)。【石塚孝志】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>