手代木慶2025年7月22日 20時47分気仙沼市役所への家宅捜索を終えた宮城県警の捜査員ら=2025年7月21日午後2時23分、気仙沼市役所、三村悠撮影 宮城県気仙沼市発注の道路整備工事の設計業務の入札をめぐり、市職員がコンサル会社支店長に設計価格を漏らしたとして逮捕された官製談合事件で、市職員は職務を通じて支店長と知り合ったとみられることが、捜査関係者への取材でわかった。同社は他にも市発注業務を4件落札。県警は2人が業務で仲を深めた可能性があるとみている。 22日、官製談合防止法違反などの疑いで送検されたのは、市土木課技術主幹兼道路整備係長の後藤文治容疑者(47)。2023年7月19日に実施した市発注の道路設計業務の一般競争入札にあたり、12日、非公開の設計価格を県内で「中央技術コンサルタンツ」東北支店長の清水康弘容疑者(51)=公契約関係競売等妨害容疑で送検=に漏らし、落札させた疑いがある。 市によると、設計価格は人件費や材料費などを積算した工事の見積もり額。設計価格の7割が最低制限価格だという。 今回の入札で最低制限価格は740万2千円で計3社が参加。同社が最低制限価格より8千円高い741万円で落札した。 後藤容疑者は23年4月から係長として職員が積算した設計価格を確認、承認する立場だった。市によると、後藤容疑者が係長になってから同社は市発注の道路工事の設計業務など計5件を落札したという。【はじめるなら今】記事読み放題のスタンダードコース1カ月間無料+さらに5カ月間月額200円!詳しくはこちらこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ7月22日 (火)首相、参院選大敗でも続投表明石破政権への協力、慎重な野党サイバー攻撃対策に新ツール7月21日 (月)自公、参院も過半数割れ確実トランプ氏復権半年 世界翻弄夏場の「バッテリー」に注意7月20日 (日)参院選、きょう投開票関電、福井に原発新設検討へ駆除のヒグマ 人襲ったと判明7月19日 (土)39年前の殺人事件で再審無罪住宅地でヒグマ駆除関東甲信など梅雨明けトップニューストップページへYouTube巧者だった参政党 「勝ち組」に有利なアルゴリズム19:14新原発を求める関電、後押しする政府 「1基1兆円」の採算は不透明20:06問題視されたVisaの照会システム取引 狙われた手数料割安の条件15:30山形新幹線「E8系」、故障原因を特定 8月から定期ダイヤ復帰へ18:39不動産クラファンの運営会社が破産 ジャングリア近くで宿泊施設開発18:00ロシア版マックに「ハローキティ」バーガー登場 ピンクのパンが人気18:00