参政党本部=東京都港区で春増翔太撮影 参政は埼玉選挙区(改選数4)でも新人の大津力氏(53)が現職4人に割って入り、初当選を確実にした。埼玉県飯能市議を3期務め、2022年に党員に。今回の選挙では都市部を中心に街頭演説を繰り返して支持を広げた。 同県では川口市などに中国人やクルド人らが多く暮らしており、選挙期間中は与野党の幹部が訪れ、外国人規制や多文化共生のあり方に言及した。参政が「日本人ファースト」を掲げる主戦場の一つとなった中、大津氏も外国人受け入れ規制を一貫して訴え、注目を集めた。【板鼻歳也】