毎日新聞 2025/7/23 07:15(最終更新 7/23 07:15) 788文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷ベルギー・ハッセルト市から自転車で旅を続けたヨーラン・ボレンさんと交流する伊丹市立伊丹高校の生徒たち=同市で2025年7月9日午前11時23分、桜井由紀治撮影 ベルギー・ハッセルト市から国際姉妹都市提携を結ぶ兵庫県伊丹市を目指して自転車で旅を続けていた男性がこのほど、伊丹市立伊丹高にゴールし、生徒約120人と交流した。ハッセルト市出身でブリュッセル在住のヨーラン・ボレンさん(32)。448日かけ15カ国約2万キロを走破した。ボレンさんは、世界の人々とふれあう素晴らしさとチャレンジ精神の大切さを生徒らに伝えた。 両市は1985年、国際姉妹都市提携を結んだ。ハッセルト市は、JR伊丹駅前にあるカリヨンを贈り、伊丹市はハッセルト市で日本庭園建設に協力するなど交流が続く。Advertisement ボレンさんは両市の絆を再確認したいと、提携40年になる節目に合わせて、初めての自転車での旅を計画。2024年4月、ハッセルト市を出発した。 冒険中、ボレンさんと交流サイト(SNS)で連絡を取り続けた伊丹市職員の提案で、伊丹高生徒らとの交流が実現した。 7月9日、同高体育館で出迎えた生徒らから祝福を受けたボレンさんは、疲れも見せず笑顔で冒険の日々を語った。 船で海を渡る以外はペダルをこぎ続けた。砂漠では1カ月誰にも会わず走り続けた。氷点下15度の夜、震えながら野宿したこともある。思った以上に過酷で、やめたくなったこともあったが、各国の人々は優しくしてくれたという。ウズベキスタンでは80歳の女性が家に泊めてくれた。 「世界は優しい。家族が世界中にできた」と語ったボレンさんは「一番大切なことは人々と幸せをシェアすること。君たちも好奇心を持ってチャレンジして」と生徒らにエールを送った。 生徒から「ずっと自転車に乗っていて、お尻が痛くなかったですか」と問われ、ボレンさんは「最初の頃は痛かったさ。でも、今は石のように堅くなっているよ」と笑った。 3年、菅原菜佑さん(17)は「あきらめないことが大切だという言葉が印象的。私も挑戦したい」と話した。【桜井由紀治】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>