京都・清水寺の参道を歩くベッセント米財務長官(中央)ら=グラス駐日米大使のX(ツイッターから) 外務省は21日、米代表団が18~20日に大阪・関西万博を訪問したと発表した。ベッセント米財務長官らは19日に万博で式典などに出席した後、20日に京都・清水寺の「清水の舞台」や参道を訪問し、日本を離れた。政府関係者は「日本は参院選で大変だったが、米側一行は日本漫遊を思い切り楽しんだ」と語った。 代表団を率いたベッセント氏はウォール街出身の元ヘッジファンドマネジャーとして50回以上の訪日経験があるとされ、政府関係者によると、他の高官より1日早く来日していたという。 参加した米側高官の一人は清水寺の動画とともに「キョウト、ジャパン!」と投稿した。【田所柳子】