2025.07.24乗りものニュース編集部tags: ウクライナ軍, ダッソー, ミリタリー, 戦闘機, 航空, 軍用機ウクライナ空軍は2025年7月22日、フランスから供与された ダッソー「ミラージュ2000」戦闘機が墜落したと発表しました。ダッソー「ミラージュ2000」戦闘機が墜落 ウクライナ空軍は2025年7月22日、フランスから供与されたダッソー「ミラージュ2000」戦闘機が墜落したと発表しました。拡大画像ミラージュ2000(画像:NATO) ウクライナが保有するミラージュ2000が失われたのは今回が初めてです。詳細は発表されていませんが、同国空軍は「機器の故障が発生し、パイロットが管制官に報告した」と述べ、機体トラブルによる墜落の可能性が高いと説明しています。 なお、パイロットは脱出に成功し、捜索救助隊がすぐに発見しました。同空軍は「パイロットは危機的状況において期待される適切な行動を取った」と評価しています。墜落機による地上での死傷者はいないようです。 また、事故原因の究明のため、特別委員会が設置されたと発表しています。 ウクライナ空軍は2025年2月頃にミラージュ2000を受領したとみられており、機体はウクライナの戦場に合わせた空対地任務を遂行できるようカスタムが施されていると考えられています。配備後は主に巡航ミサイルや無人機の迎撃を目的とした防空任務に従事しているようです。 同じくNATO(北大西洋条約機構)諸国から供与されたF-16についても、少なくとも4機が事故やロシア軍の攻撃により失われているとされています。【画像】特徴的な迷彩柄! これがウクライナ空軍の「ミラージュ2000」です