手代木慶2025年7月24日 19時04分気仙沼市役所への家宅捜索を終えた宮城県警の捜査員ら=2025年7月21日午後2時23分、気仙沼市役所、三村悠撮影 宮城県気仙沼市発注の道路整備工事の設計業務の入札をめぐり、市職員がコンサル会社支店長に設計価格を漏らしたとして逮捕された官製談合事件で、容疑者2人が容疑を認めていることが、捜査関係者への取材で分かった。 県警によると、2023年7月19日に実施した市発注の道路設計業務の一般競争入札にあたり、市土木課技術主幹兼道路整備係長の後藤文治容疑者(47)=官製談合防止法違反などの疑いで送検=が12日、県内で非公開の設計価格を「中央技術コンサルタンツ」東北支店長の清水康弘容疑者(51)=公契約関係競売等妨害容疑で送検=に漏らし、落札させた疑いがある。捜査関係者によると、両容疑者はいずれも「間違いない」と認めているという。 市によると、後藤容疑者が係長になった23年4月以降、同社は翌5月の入札から計12回、市発注の道路や橋などの設計業務などの入札に参加していた。 参加した入札12回のうち、2回目の参加だった23年7月の道路5路線の設計業務の入札が今回の逮捕容疑にあたるもので、それ以降、計4件を落札していた。 この4件のうち、24年8、9月実施の2件については、最低制限価格と同額で落札していた。県警はこれらの落札の経緯も調べている。【はじめるなら今】記事読み放題のスタンダードコース1カ月間無料+さらに5カ月間月額200円!詳しくはこちらこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ7月24日 (木)日米、相互関税15%で合意に首相続投、元首相ら認めずオジー・オズボーンさん死去7月23日 (水)関電、原発新設に着手表明石破首相に強まる退陣圧力松本元死刑囚次男が「グル」7月22日 (火)首相、参院選大敗でも続投表明石破政権への協力、慎重な野党サイバー攻撃対策に新ツール7月21日 (月)自公、参院も過半数割れ確実トランプ氏復権半年 世界翻弄夏場の「バッテリー」に注意トップニューストップページへ「米国の指示で5500億ドル投資」 日米関税合意、米側が詳細公表16:32エプスタイン文書から話題そらし? オバマ氏批判強めるトランプ政権11:30イスラエルとの停戦1カ月 イランの住宅街に残る「一撃必中」の傷痕16:00視覚障害者向けの選挙公報が「読めない」 参院選でも9割が非対応17:30北海道北見市39.0度、道内18地点で観測史上1位 記録的な暑さ18:15「迷惑」とは何か…傷みや叫び?ままならなさ? 永井玲衣×奥田知志15:00