「イクメン」とは何だったのか 隅に追いやられた「父親」の思い

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有料記事聞き手・宮崎陽介2025年9月10日 11時30分高祖常子さんなど2件のコメント白岩玄さん 「イクメン」という呼び名は役割を終えたとして、厚生労働省はプロジェクト名を「共育(ともいく)」に変更しました。小説家の白岩玄さんは、男性の生きづらさや、シングルファーザー同士の共同生活を描く中で男性による育児をつづりました。イクメンとは何だったのか。自身の経験も踏まえて、思いを聞きました。感情がびっしり詰まった「母親」という言葉 イクメンという言葉により、育児をする男性が社会に受け入れられるようになった。それは間違いありません。でも本来そこにあった「父親」という言葉が隅に追いやられてしまった気がします。 「母親」には、育児をめぐる悩みや苦しみ、様々な感情がびっしり詰まっている。女性たちが社会の中で、血の通った言葉をたくさん紡いできたからです。 対して、父親という言葉の意義を、男性はあまり考えてこなかった。仕事と家庭をどうやって両立すべきなのか。男性社会と言われる世の中で、娘や息子をこれまでと同じように育てていいのか。そういう真摯(しんし)な問いをもっと重ねるべきだった。 僕自身は2児の父親ですが、イクメンという言葉に居心地の悪さを感じています。 子どもの世話をする姿を見て…【U30応援割】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら3カ月間月額99円!詳しくはこちらこんな特集も教育情報(PR)注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ9月10日 (水)日経平均 初の4万4000円台フランスのバイル内閣総辞職俳優の吉行和子さん死去9月9日 (火)自民総裁選 党員参加型にグーグル検索、AIが「答え」PM2.5で急性心筋梗塞リスク増9月8日 (月)石破首相が退陣表明小田凱人がゴールデンスラムふるさと納税、23区の苦境続く9月7日 (日)悠仁さまが成年式高校無償化、分かれる評価EU、グーグルに巨額制裁金トップニューストップページへ田久保・伊東市長が市議会解散「改革、信問う」学歴詐称疑惑で不信任11:26アップル、5.6ミリの極薄iPhone 17シリーズ、19日発売7:43免許の住所を不正に変え、銀行口座取得した疑いで警官再逮捕 警視庁10:30南極で急増の観光客に懸念 1人あたり83トンの雪解け加速の試算も11:00負の遺産、60億円をガラス張りに 東京五輪の個人データはフル活用6:01私の「カワイイ」が悩める君を救えたら 高円寺に開いたブティック10:30