福岡市、アドトラック規制強化へ 市外ナンバーも対象に

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毎日新聞 2025/9/12 05:00(最終更新 9/12 05:00) 966文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷福岡市中心部を走行する広告宣伝車=福岡市内で2025年1月18日午後4時3分、平川昌範撮影(画像の一部を加工しています)写真一覧 トラックやバスに大型広告を表示して走るアドトラック(広告宣伝車)について、福岡市が規制強化に乗り出す方針であることが市関係者への取材で判明した。屋外広告の設置許可申請を求める対象は、現状では市内に「使用の本拠」がある車両に限られるが、アドトラックの多くが本拠を市外に置いており、そうした車両も対象に加える条例改正を視野に検討を進める。2026年3月までの実態調査の結果を踏まえ、具体的な規制内容を詰める。 アドトラックは屋外広告の一種で、商品やイベントの宣伝などに使われるが、一部の車両の派手な色や騒音、高収入をうたう性風俗の求人サイトの広告などが景観を乱すなどとして、各地で問題になっている。Advertisement 福岡市は4月以降、市中心部の天神地区とJR博多駅の周辺で実態調査を実施。調査期間は1年間を予定するが、4~7月に実施した32回の調査結果をとりまとめたところ、広告内容は延べ202台のうち97%の196台が風俗関連だった。調査地点の走行頻度は約20分に1台に上った。 風俗関連の広告車両のうちナンバーが確認できた168台について道路運送車両法上の「使用の本拠」を調べた結果、すべて福岡市外で、内訳は千葉県120台、埼玉県3台、福岡県粕屋町など県内が45台だった。 福岡市内に屋外広告物を設置する場合、一部の例外を除き市屋外広告物条例に基づく許可が必要だ。しかし、移動を伴うアドトラックは、条例の効力が及ぶ対象は本拠が市内の車両のみとなっている。このため、本拠が市外となっている大多数のアドトラックに対し、条例に基づいた規制ができない状態だった。 市関係者によると、条例改正で、市内を走行する際は本拠が市内外を問わず市の許可を必要とし、規制の網にかけることが狙い。ただ、風俗関係など特定の広告内容で規制するのは憲法が保障する「表現の自由」との兼ね合いで現時点では難しいとみられ、引き続き課題となりそうだ。 アドトラックを巡っては東京都も24年6月に規制を強化し、それまで条例の対象外だった都外ナンバーの車両を規制対象に追加。電光表示装置で映像を映し出すなど運転者の注意力を著しく低下させる広告を禁止したが、広告内容の規制までは踏み込まなかった。名古屋市も24年7~8月に市民へのアンケートを実施し、対策を検討している。【竹林静、平川昌範】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>