毎日新聞 2025/9/10 22:50(最終更新 9/10 22:50) 994文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷ポーランドで撃墜された無人機の残骸=2025年9月10日(TVN提供・ロイター) ポーランドのトゥスク首相は10日、9日夜から10日早朝にかけてポーランド東部で領空侵犯したロシアの無人航空機(ドローン)を4機撃墜したと発表した。けが人はなかった。ロイター通信によると、2022年2月にロシアがウクライナへの全面侵攻を開始して以降、北大西洋条約機構(NATO)加盟国による露側への武力対応が明らかになったのは初めて。米欧諸国がロシアへの追加制裁を検討する中、露側には軍事的な緊張を高めて揺さぶる狙いがあるとみられる。 トゥスク氏によると、無人機による領空侵犯は19回あり、多くはベラルーシ方面から飛来した。ロイターによると、ポーランド内務省は10日、「7機の無人機とミサイルの破片一つを見つけた」と説明した。首都ワルシャワの空港は数時間閉鎖された。Advertisement トゥスク氏は10日の国会での演説で「第二次世界大戦以来、最も軍事的な衝突に近い状況にある」と強調した。英仏独伊などNATO加盟各国の首脳はロシアの攻撃を一斉に非難。CNNによると、ルビオ米国務長官も状況説明を受けた。ドローンが見つかった地点 NATOは10日、ポーランドの要請で緊急会合を開いた。NATOによると、迎撃にはポーランド軍のF16戦闘機、オランダ軍のF35戦闘機、イタリア軍の空中警戒管制機、NATOの空中給油機などが参加。加盟国の空域で「潜在的な脅威」にNATOの航空機が対処したのは初めてだという。ルッテ事務総長は「露側の意図的な領空侵犯かどうかは分析中だ。非常に無謀で危険な行為であることは間違いない」と述べた。 ドローンが飛来した時間帯には、ウクライナ西部でもロシアによる攻撃が起きていた。ウクライナのゼレンスキー大統領は「ポーランドに向かう露無人機の動きをポーランド側に伝えていた」と説明。二十数機がポーランド領空に入った可能性があると指摘した。 一方、露国防省は10日、ポーランド領内への攻撃計画はなかったと発表。攻撃に使用されたと指摘される露無人機の「最大飛行距離は700キロを超えない」と指摘し、ポーランドへの攻撃は事実上不可能だと暗に主張。ポーランド国防省と協議する用意があるとも言及した。 AP通信によると、ポーランドでは今年8月、東部でロシアのドローンが爆発する事案があった。22年11月にはウクライナが発射した迎撃ミサイルがポーランド東部の村に着弾し、2人が死亡した。【ベルリン五十嵐朋子、モスクワ山衛守剛】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>