オンラインの森毎日新聞 2025/9/14 22:00(最終更新 9/14 22:00) 1097文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷「暴君のシェフ」Netflix提供 少女時代のイム・ユナが主演したNetflix配信中のドラマシリーズ「暴君のシェフ」は、現代から朝鮮王朝時代にタイムスリップしたシェフが、タイトル通り王の専属料理人になる物語。よくある主人公が時空を超えるドラマだが、料理で宮廷の権力闘争、隣国との外交問題を解決していく痛快な時代劇になっている。 ヨン・ジヨン(イム・ユナ)はフランス最高の料理大会で優勝し、三つ星レストランのヘッドシェフに就くことが決まった。しかし韓国に帰国する飛行機の中で、過去にタイムスリップしてしまう。そこで出会ったのが、希代の暴君で美食家のイ・ホン(イ・チェミン)だった。はじめは敵対する2人だが、食を通じて心を通わせていく。Advertisement見どころはズバリ料理! 見どころはズバリ料理。もともと視聴者に料理を「目で味わわせる」演出が多いのが韓国ドラマだ。2024年は料理対決が題材のリアリティー番組「白と黒のスプーン 料理階級戦争」がヒットしている。本作にはその「白と黒」のフードスタイルチームが参加している。かなりの熱量だ。 エピソードごとに核となる料理が登場する。1話目は「コチュジャンバタービビンバ」。2話は硬い肉をゆでて柔らかくしたステーキ、3話はホンが猟でとった鹿肉ステーキ。4話でホウレンソウのみそ汁、5話にカツレツだ。朝鮮王朝時代の食材を応用 ほとんどがフレンチシェフらしいメニューだ。ジヨンは朝鮮王朝時代の具材を使い、現代の調理法や技術を応用して至極の一皿を仕上げていく。腕前はもちろんのこと、柔軟な発想と機転の良さにほれぼれとする。 注文をつけるとしたら、当時のオリジナル料理の描写が少ないことだろうか。ジヨンは他の宮廷料理人や王のめかけと料理対決に挑むのだが、料理人やめかけが作る朝鮮王朝時代のオーセンティックな料理に打ち勝つ様子ばかりが目立つように感じる。 せっかくジヨンは現代のフレンチを朝鮮王朝時代風にアレンジしているのだから、当時の人たちが元々食べていた食事へのリスペクトがほしいところだ。若き王演じる新星 イ・チェミン 主演のイム・ユナは、日本でも2010年代に一世を風靡(ふうび)したK-POPグループ「少女時代」のメンバー。作中では代表曲「Gee」の振り付けを披露する場面も。アジアを魅了した愛らしさは健在だ。 相手役を演じたイ・チェミンは「イルタ・スキャンダル~恋は特訓コースで」(23年)で注目を集め、「ヒエラルキー」(24年)で初主演に挑戦したライジングスター。 ベテランのユナと比べ初々しさが残るが、しっかりもののジヨンと世間知らずの若き王という構図にハマっている。【大野友嘉子】【時系列で見る】【前の記事】「Highest 2 Lowest」ニューヨークの音楽業界でアップデートされた「天国と地獄」 スパイク・リーの挑戦と斬新関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>