被災者の尊厳守られる復興を議論 兵庫でフォーラム、専門家ら講演

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武部真明2026年1月12日 9時00分復興・減災フォーラムでは「人間の復興や尊厳」をテーマに議論された=2026年1月11日、兵庫県西宮市 関西学院大学の災害復興制度研究所が主催する「復興・減災フォーラム」(日本災害復興学会共催、朝日新聞社後援)が11日、兵庫県西宮市で開かれた。「頻発する激甚災害からの人間の復興――被災者・被災地の尊厳を守るために」をテーマにしたシンポジウムがあった。会場とオンラインを合わせて約100人が参加した。 シンポでは、加藤泰史・椙山女学園大教授が特別講演した。関東大震災後に「人間の復興」を主張した経済学者、福田徳三(1874~1930)の思想について、「『物の復興』ではなく、人間の尊厳に値する生き方への権利『生存権』に基づく復興を求めた」と解説。現在の復興では「その理念が適切に共有できていない」と指摘した。 また、同研究所の山泰幸所長も登壇した。「暮らしや文化など混然一体となった『風土』も被災する。その復興は人間存在の復興の象徴的表現だ」と言及。復興は「現場で一番困っている人の声を聞くことが重要」として、「互いの尊厳が守られ、安心して語り合う場をいかにして確保するかが核心的課題だ」と訴えた。 パネル討論もあり、同研究所顧問の岡田憲夫・京都大名誉教授がコーディネーターを務め、山所長と関谷雄一・東京大教授(応用人類学)、南正昭・岩手大教授(土木計画学)、福島県飯舘村の地域おこし会社「MARBLiNG」代表取締役の矢野淳さん、映像作家の有馬尚史さんが参加し、議論した。阪神・淡路大震災1995年1月17日に発生し、6434人が亡くなった阪神・淡路大震災。震災とともに生きてきた人々のストーリーなどをお伝えします。[もっと見る]こんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ1月12日 (月)冒頭解散「政治空白」と批判イラン抗議デモ、発生2週間どうなる「18歳成人式」1月11日 (日)通常国会冒頭の解散論浮上首都圏の中学受験が本格化天才チンパンジーのアイ逝く1月10日 (土)「私には国際法は必要ない」AV出演の被害相談止まらず諏訪理さん、初めての宇宙へ1月9日 (金)トランプ米大統領が脱退指示XのAIで勝手に性的画像にフェルメール代表作が日本へトップニューストップページへ解散検討、秘密主義貫く首相 選んだ「異例」の手法、政権内に禍根も20:15北日本から西日本の各地で大雪  12日も警戒呼びかけ 気象庁8:28大人用おむつが売れ始めたインド 10年後、高齢者2億人超えに7:00露骨になった基地の「報奨金」 巨大な国策、狭められる市民の選択5:00仏教を説くAIブッダ、ブータン僧侶が活用 国民80万人に広がるか6:0030年連れ添った事実婚夫婦 妻の死後に直面した「相続ゼロ」の現実17:00