毎日新聞 2026/3/6 08:00(最終更新 3/6 08:05) 有料記事 1491文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷本人提供 現代社会を鋭く洞察する芥川賞作家、中村文則さんのコラム「書斎のつぶやき」。今回は、2月の衆院選を振り返り、報道機関による情勢調査の度重なる発表について苦言を呈しました。 今回は、報道各社への「提案」を書いてみたいなと思う。投票率向上の、一案について。 その前に、今回の衆院選を少し振り返る。 「高市氏人気」と言っても、実は岸田政権時の衆院選と比べ、自民党の小選挙区での得票率は、約1%しか増えていない。 なら、岸田氏の時も「人気」と言ってよかったのではないか。「増税メガネ」という(気の毒な)あだ名がついていたけど「高市旋風」みたいに「増税メガネ旋風」と言ってもよかったのではないか。岸田氏は首相になる前、時々寝癖がついていたのを見たことがあるけど「あの寝癖がキュート」みたいな推し活(?)だってあったかもしれない。 今回は高市首相の承認選挙、ということだった。でも小選挙区の自民党の得票率は、以前と変わらず5割を切っているので、半分以上の投票者は支持していない。比例だと36・7%だから、6割以上の投票者は、支持していない。 世論調査の支持率は高めだけど「支持? いや、支持というか……、まあ、首相だから、ちゃんとやってもらわないと困るし……、支持というか、はい」という答えも「支持」だ。恐らく「どちらかというと」の項目を入れたら、そこが多いだろう。ちなみに「どちらかというと好き」くらいのアーティストのCDは、買うまでしない人が多いはず。人気にカウントされない。 今回の投票率は56・26%で、相変わらずかなり低い。さっきの得票率で言えば、自民党は比例で全有権者の20・64%しか支持を得ていない(でもあの膨大な議席。現在の選挙制度はかなり変)。 今回の選挙は結局「多くの有権者は相変わらず政治に白けている」というのが正確な評価ではないだろうか。 で、投票率向上のための提案だけど、選挙期間中の「情勢調査」が、日本は多過ぎるのではと思う。なしが理想だけど、ひとまず新聞・テレビ各社の情勢調査は、選挙期間中に一度だけ(たとえば最初の日曜日)、各社いっせいに発表する、というのはどうでしょう? 結果がわかる前に言われると、単純に「つまらない」のだ。野球などスポーツもそうで、点差が開くにつれ、観客は帰っていく。…この記事は有料記事です。残り535文字(全文1491文字)あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>