「絵から人柄にじむ」故千葉広和さんの個展開催 旧優生保護法原告

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毎日新聞 2026/3/7 12:15(最終更新 3/7 12:15) 1005文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷故郷の山々などを描いた千葉広和さんの作品を前に、「生活者として創作活動を楽しんでいた」と故人をしのんだ中村周代表理事=仙台市宮城野区で2026年3月4日午後5時4分、遠藤大志撮影 障害者らに不妊手術を強いてきた旧優生保護法(1948~96年)を巡る国賠訴訟の原告の一人で、2月に77歳で亡くなった千葉広和さんは創作活動がライフワークだった。千葉さんが生前に企画していた初の個展が仙台市宮城野区のギャラリーチフリグリで開かれている。故郷・秋田の山々などを描いた18作品を展示している。 2014年ごろから福祉作業所で山の絵を描くようになったという千葉さん。どの作品も鉛筆で稜線(りょうせん)を描いたうえで、色鉛筆でモザイク画のように細かく鮮やかな色彩を施している。Advertisement 題材の多くは秋田駒ケ岳など、幼少期に親しんだ心の中の風景だ。千葉さんは創作について「山に登っている時の気持ちで描いている。描き終えた時は頂上に登ったようで気分がいい」と話していた。20年ごろからは、写真を見ながら海外の山などを描き作品の幅を広げていったという。 秋田県田沢湖町(現・仙北市)出身の千葉さんは軽度の知的障害があり1966年、宮城県内の入所型職業訓練施設「船形学園」に入所。翌67年、18歳の時に手術を強制された。裁判の報告集会で、支援者から花束を受け取る千葉広和さん=仙台市青葉区で2023年10月25日午後4時52分、遠藤大志撮影 報道で強制不妊手術の実態を知り、18年に入所する仙台市のグループホーム「きょうどう舎」の役員に被害を打ち明けた。同年12月、宮城県内原告の「第2陣」として仙台地裁に国賠訴訟を提訴した。24年に先行訴訟が最高裁で勝訴したことを受け、千葉さんも勝訴が確定した。 裁判の途中から、顔と実名を公表して被害を訴えた。大人数が参加する報告集会では緊張して吃音(きつおん)が出てしまい、うまく話すことが難しい場面もあった。だが、グループホームの仲間といる時は朗らかで冗舌な一面も見せていた。 昨年12月、がんが判明し入院した。病床でも創作活動に励んでいたという。きょうどう舎の中村周代表理事は「裁判が終わり被害者への補償法が施行され、これから創作活動に専念していこうという矢先だった。本人も退院するつもりでいた」と悔やむ。 「つらい過去がありながらも、最後まで周囲を恨まなかった本人の内面が絵からにじみ出ている」と作品を見つめる中村代表理事。「歴史的な訴訟の原告である前に、一人の生活者として創作活動を楽しんでいた」と故人をしのんだ。 個展は9日まで。午前11時~午後6時(最終日同4時)。4月23日~5月11日には仙台市青葉区の「book cafe 火星の庭」での開催も予定されている。入場無料。【遠藤大志】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>