心理学を学んでいてもだまされた 中央大が特殊詐欺の心理実験

Wait 5 sec.

動画あり社会速報毎日新聞 2026/3/7 12:00(最終更新 3/7 12:00) 1058文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷中央大の学生を対象に実施した特殊詐欺の実験結果を報告する有賀敦紀教授(左)=横浜市中区の神奈川県警本部で2026年2月16日午前11時45分、横見知佳撮影 心理学を学んでいても、だまされた――。特殊詐欺の電話を再現した中央大の実験で、被験者の学生が相次いで個人情報を教える寸前にまで至った。専門性の高い学生たちでさえ被害者になりかねない、手口の巧妙さが改めて浮き彫りになっている。 実験は昨年12月、中央大文学部の有賀敦紀教授(心理学)らが神奈川県警の協力を得て実施した。被害に至るまでの心理プロセスを調べることなどが目的。同大で心理学を専攻する学生の中から、同意を得られた148人が被験者になり、各自の携帯電話の番号があらかじめ収集された。Advertisement 県警は実験の約1カ月前、被験者に特殊詐欺の被害状況について説明し、実験内容には「だまし」が含まれることも伝えたという。 実験では県警が把握している詐欺の事例を参考に、近年増えている警察官をかたる手口が採用された。かけ子役は県警の警察官が担い、被験者の携帯に電話をかけて「警視庁捜査2課のヤマダ」とうその肩書を名乗った。さらに「特殊詐欺の犯人が、あなたが共犯者だと言っている。心当たりはありますか?」などと淡々とした口調で話し、最終的にLINE(ライン)のIDを聞き出そうとする段階で「実験終了」とした。 有賀教授らが、学生がどのタイミングで電話を切ったかなどを調べたところ、148人のうち25人が電話に出た。そのうち5人がIDを教える直前までだまされた、という結果となった。 有賀教授は「知らない番号でも電話に出る学生が多かったのは意外だった」と振り返る。 実験結果の分析によると、電話に出た学生は、携帯電話を介した特殊詐欺があることを知らない傾向があった。かけ子役が女性の場合には、電話を途中で切ることに心理的な抵抗も生じていたという。 また、かけ子役は具体的な法律名や「マネーロンダリング(資金洗浄)」といった専門用語を駆使し、強気の態度で臨んだ。そのため受け手が「本物らしさ」を感じ、詐欺への疑念を弱めた可能性もあるとしている。 有賀教授と研究した学生は、大学院文学研究科の久保夏海さん(24)▽文学部の木次恵さん(22)▽高橋靖知さん(23)――の3人。高橋さんは「電話は自分にもかかってきたら信じてしまいそうだった。周りにも気をつけてほしいと伝えたい」と話した。 有賀教授は「知らない番号からの電話に出る時には必ず詐欺を予測してほしい」と注意を呼びかける。県警犯罪抑止対策室の渡辺信一室長は「優秀な学生でも被害に遭ってしまう。高齢者だけでなく、若年層もだまされる可能性があることを知ってほしい」と話した。【横見知佳】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>