大津発のハイテク素材、宇宙へ 欧州の衛星に搭載 太陽電池保護膜に

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毎日新聞 2026/3/6 07:15(最終更新 3/6 07:15) 932文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷宇宙空間で使われる透明ポリイミドフィルム「トーメッド」を手にするI.S.Tの阪根利子社長=大津市一里山5の同社で2026年1月8日午後0時2分、北出昭撮影 大津発のハイテク素材が宇宙へ――。大津市一里山5の高機能素材メーカー「I.S.T(アイ・エス・テイ)」(阪根利子社長)が開発した熱や放射線に強い素材である次世代透明ポリイミドが太陽電池の保護膜として使われ、ヨーロッパの民間宇宙衛星に搭載されることになった。専用の生産ラインで本格的な量産を始めた。同社によると国内企業が開発した素材が民間衛星の基幹部材に採用される例は珍しいという。 同社は、熱や放射線に強く透明度に優れ、0・05ミリ以下の薄さで軽くて、折り曲げ自由のラップのような合成樹脂「透明ポリイミドフィルム」を開発、「TORMED(トーメッド)」と名付けた。トーメッドは高度約500キロの地球低軌道(LEO)を飛ぶ複数の民間試験衛星で行われた1年以上にわたる耐久試験をクリア。強烈な紫外線やプラズマ、激しい温度変化にさらされる宇宙環境下で、ほぼ無色透明で300度の耐熱性を持つ信頼性、耐久性、安定性が実証されたという。Advertisement 太陽電池の保護膜は現在、ガラスが主流。ガラスは硬い一方で、垂直方向からの衝撃や曲げに弱く、欠けやすく割れやすいため、宇宙空間ではスペースデブリ(宇宙ごみ)との衝突が大きなリスクとなる。重いことも衛星にとってはデメリット。しかし、トーメッドは軽くてしなやかさに優れ、外力を受けても割れず、破断しにくい構造のため、衝撃に対して非常に強く、突発的な外力にもガラスより高い耐性を発揮する。また、製造上、サイズや形状に制約がなく自由にレイアウトできることもメリットとされる。 同社はトーメッドと別の素材との密着性向上などを目指して岐阜大の伊藤貴司教授グループと共同研究を始めた。柔軟性のある太陽光パネルや過酷環境下で使われる電子デバイスなどへの展開も進める。 トーメッドは10日からパリで開かれる世界最大級の複合材料の展示会「JEC World」や23日から米国ワシントンDCで開催される航空宇宙産業の展示会「SATShow」に出展される。阪根社長は「自社が開発した製品を通じて人工衛星の軽量化と高寿命化に貢献できることに大きな意義を感じる。宇宙での実績を積み重ね、次世代エネルギー関連への展開にも取り組んでいきたい」と意気込みを語る。【北出昭】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>