避難所の現実どう伝える 「想像できる場所へ」FMラジオの取り組み

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毎日新聞 2026/3/6 06:15(最終更新 3/6 06:15) 1231文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷愛媛県今治市の山林火災で市が小学校に設置した避難所。市民が主に知りたかったのは「どんな様子か」「ペットは受け入れるのか」といった情報だった=2025年3月25日、松倉展人撮影 東日本大震災からまもなく15年。いずれも四国で犠牲者が出た芸予地震から25年、昭和南海地震から80年と、防災面で節目の年を迎えた。芸予地震を教訓に翌年の2002年に放送を始めた愛媛県今治市の「FMラヂオバリバリ」(今治コミュニティ放送)は、「知れば変えられる」「行動すれば守れる」という視点で被害を確実に減らすための呼びかけを続けている。避難所の現実を知り、どう備えるかも最新の課題となっている。 25年3月23日に愛媛県で起きた今治、西条両市の山林火災。焼失面積は計481・6ヘクタールとなり、平成以降では同県で最大の規模に。同局は火災から1カ月となる4月下旬、今治市内のイベント会場で市民411人から「災害時の放送でほしい情報」についてアンケート調査を実施した。Advertisement ①避難所の様子・24%②渋滞情報・23%③ペットの避難情報・15%④ボランティア情報・8%⑤避難場所の情報・7%⑥交通情報、要配慮者の避難情報・各5%――などの順だった。「避難所の様子」では、寝具類の貸し出しや受け入れ人数、トイレの情報など、「ペットの避難」ではペット同伴での避難所受け入れの可否や、可能な施設情報など、「要配慮者の避難」では車椅子用のトイレ、設備などを知りたいという声があった。いずれも「学ぶべき大切な要望」と受け止めている。 「危機管理の情報発信」を柱とするFMラヂオバリバリは今治市、愛媛県警今治署などと防災協定を結んで緊急時のシミュレーションづくりを進めている。市も「緊急時の迅速確実な情報伝達手段」と位置づけて16年に社の筆頭株主となり、取締役を派遣している。2001年の芸予地震を教訓にFMラヂオバリバリが続ける防災特番の収録風景=同局提供 「『のどもと過ぎれば……』という油断を何とか阻止することが私たちの役割」と黒田周子社長は強調する。市が提供する避難所インフォメーションを毎日放送する他、スポットCMの防災ワンポイント情報を1日6回以上、欠かさず流している。「避難想定区域を記したハザードマップの確認を普段から」「寝室にスリッパ、スニーカーを。懐中電灯やホイッスルも手の届くところへ」……。「日ごろから考えていないとできない。山林火災で改めて気づいたことも多い」と黒田さん。「今治市避難所インフォメーション」など、身を守るための番組が日々届けられる(FMラヂオバリバリの番組表から)=松倉展人撮影 芸予地震の教訓から、同局は3月の防災特別番組を開局以来、欠かしていない。今年も22日午前9時~11時、「南海トラフ巨大地震今治犠牲者0を目指して」と題し、市の防災危機管理担当者、防災士、ペットの防災避難に詳しい専門家らの出演で最新の避難所の課題、ペット避難の留意点など、市民が知りたいテーマを話し合う。 番組を担当する宇佐美浩子・企画主任は「避難所を『知らない場所』から『想像できる場所』へと変えていくこと。ペット防災も『特別な話』ではなく、『命を守る防災』の視点からとらえていきたい」と話し、一人一人が必要な備えを共有したいとう。 放送は周波数78・9メガヘルツのFMラジオの他、インターネットを通じてパソコン、スマートフォンなどで聞くことができる。【松倉展人】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>