現場から2026年3月6日 14時46分有料記事小泉浩樹 岸めぐみ 贄川俊鹿折南住宅で入居者の見守りをするLSAの及川浩江さん=2026年2月10日午後0時11分、宮城県気仙沼市 震災から15年。国は復興が進んできた岩手、宮城の両県で予算を縮小させている。被災者への支援を打ち切るなか、見守り事業を存続させるかどうかで自治体の判断は分かれた。孤立化をどう防ぐか、被災地で模索が続く。 宮城県気仙沼市の災害公営住宅「鹿折(ししおり)南住宅」の一角では、生活援助員(LSA)と呼ばれる職員が3人常駐し、住民の身の回りの相談に対応している。災害公営住宅は、震災で住まいを失った低所得者のために建てられ、一般の公営住宅に比べて国から自治体への補助が手厚く、家賃は低額だ。鹿折南住宅に設けられた高齢者相談室=2026年2月10日午後0時26分、宮城県気仙沼市 「最近、隣の人を見かけない」 そんな世間話からLSAが独居者の部屋を訪ねると、体調を崩したり、栄養失調になったりしていたケースもあった。 週2回は全8棟に入居する約265世帯を巡回し、郵便物や洗濯物も確認する。認知症や精神疾患などがある約30人は戸別訪問で体調を聞き取り、専門機関につなぐ。高齢者世帯52% 交付金終了も規模縮小で継続 市は、2013年から被災者の見守り事業を続けている。25年度は災害公営住宅など5カ所に15人のLSAを配置しており、6600万円を見込んだ事業費は全額国が負担する。 そんな中、国は26年度からの打ち切りを決定。復興予算「被災者支援総合交付金」の枠組みではなく、ほかの自治体と同じように民生委員による見守りなどで対応するよう促した。 ただ、気仙沼市内に住む高齢…【スタンダードコース|デジタルのみ】今なら4カ月間月額200円で読み放題/再入会は500円!詳しくはこちら【ダブルコース半年割|宅配購読者限定】今だけ超特価!はじめの4カ月間は月額100円!詳しくはこちらこの記事を書いた人小泉浩樹盛岡総局|県庁担当専門・関心分野社会保障、消費者問題、地方自治贄川俊東京社会部専門・関心分野調査報道、労働問題、政治とカネ関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ3月6日 (金)「カイロス」 打ち上げ失敗「台湾独立勢力に打撃与える」WBC開幕 日本きょう初戦3月5日 (木)旧統一教会に解散命令イラン情勢受け東証3日続落米軍、エクアドルで軍事作戦3月4日 (水)対イラン攻撃 長期化を辞さず南鳥島で核ごみ調査申し入れ女性7割「性的からかい」経験3月3日 (火)原油価格、一時12%急騰ハメネイ師の居場所特定 なぜ大江健三郎の未発表小説発見トップニューストップページへイラン攻撃、戦火が世界に広がらない理由は 河野克俊・元統合幕僚長11:00追浜生産移管で1千人確保急務 日産九州、20万台増産へ突貫で備え13:00「チャットGPTは弁護士ではない」 日本生命がオープンAIを提訴15:00俳優の女性2人に性的暴行、映画監督に懲役8年 被告は無罪主張14:15震災被災者の見守り事業、7割の市町村で終了 国が支援打ち切り14:46アプリで打撃改良、東大志望のマネジャーが自作 21世紀枠の長崎西9:00