贄川俊2025年10月8日 15時00分ニホンウナギは重要種に指定されている=国土交通省提供 全国の1級河川(109水系)などにどんな生き物がいるかを調べる「河川水辺の国勢調査」で国土交通省は2026年度から、水の中に含まれる組織片から生物情報を把握する「環境DNA」を使った調査を初めて導入する。生き物を実際に捕獲することなどに伴う時間やコストを減らすのが狙いだ。 導入するのは魚類の調査。川でくんだバケツ1杯分の水から組織片のDNAを抽出し、すんでいる生き物の種類を把握する。国の研究機関「土木研究所」が試験的に20年に8水系の76地点を調べたところ、淡水域では平均で8割以上の魚種が捕獲調査の結果と一致していた。 採水地点から上流へ最大2キロの範囲の生物情報も分かるという。こうした結果などを踏まえて国交省は、これまでの捕獲調査と並行して環境DNA調査も導入する方針。将来的には環境DNA調査の比重を増やすことも検討するという。この記事を書いた人贄川俊東京社会部専門・関心分野調査報道、労働問題、政治とカネこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ10月8日 (水)自民党、新執行部が発足ノーベル賞 米国の研究者らに万博「運営費」黒字の見込み10月7日 (火)ノーベル賞 阪大の坂口志文氏日経平均 初の4万8100円台田園都市線 列車同士が衝突10月6日 (月)高市新総裁、党人事を調整「ごまさば」アニサキス注意世界遺産・白川郷でクマ出没10月5日 (日)高市早苗氏が自民党新総裁にハマス、条件付きで合意動画生成AI、修正へトップニューストップページへ森友文書4回目の開示 佐川氏はどう指示した? 大幅値引きも焦点に12:15高市総裁で連立どうなる 極右台頭のドイツ政治と重なる新政権の課題15:00現職と夏に因縁、参政党はライバル候補と手をつないだ 宮城県知事選14:45小6から違法カジノ「常習賭博」の少年、7千回賭けて26万円負けか12:24連合は政治とどう関わってきた? 支援政党の「股裂き」状態どうする14:00アサヒにサイバー攻撃?「Qilin」全世界が標的、数十億円被害も12:06