日本特有の「全人格的教育」、教員を多忙にする要因に 現場の意見は

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毎日新聞 2025/10/7 07:01(最終更新 10/7 07:01) 有料記事 1138文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷教室=斎藤文太郎撮影 経済協力開発機構(OECD)が加盟国などを対象に実施した国際教員指導環境調査(TALIS、タリス)で、日本の教員の業務時間が前回の2018年調査に続いて最長となった。改善の兆しはみられるものの、国際平均とはなお開きがある。その要因は「知・徳・体」全ての育成を目指すとする日本特有の学校教育にありそうだ。 「諸外国と比較して、全人格的な完成を目指す日本型の学校教育がある。それは高く評価されるところでもあるが、教科指導以外でも(業務に)時間を割いている実態はあると思う」。文部科学省の担当者はタリスの結果について、そう説明した。 日本型の学校教育を象徴するのが「全人格的教育」だ。文科省によると、「教育は人格の完成を目指すもの」と位置づけた教育基本法に基づき、「知・徳・体」、つまり幅広い知識と教養や豊かな情操、健やかな身体などをバランス良く育むことを指す。 多様な側面から子どもの成長を促すことができ、海外からの評価も高いとされる。ただ、教科に関する指導以外にも生徒指導や給食指導、清掃指導なども学校教育が担うとされ、「働き方改革の議論の中ではブレーキになることもある」(文科官僚)との意見もある。…この記事は有料記事です。残り638文字(全文1138文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>