毎日新聞 2025/10/9 12:00（最終更新 10/9 12:00） 有料記事 1851文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷57歳で主婦から弁護士に転じるまでの経緯を説明する今泉千晶さん＝さいたま市浦和区で2025年9月4日、内藤絵美撮影 埼玉弁護士会所属の今泉千晶さん（69）は、主婦から57歳で弁護士になった異色の経歴を持つ。 きっかけは、法科大学院への進学を控えていた長男将史（まさし）さん（43）に勧められたことだった。 日本大法科大学院に「補欠合格」してからは、法律を学んだことがない社会人などを対象とする3年間の「未修者コース」で20代の同級生らと切磋琢磨（せっさたくま）した。 2年生になると、前年度の成績上位者に給付される特別奨学金が受けられることに。 「これをもらっている人は例年、司法試験に一発合格しているよ」 入学当初は司法試験を受けることまで考えていなかったが、周りにそう言われ、受験を決意した。 この記事は2回に分けて掲載します。 前編 「おかんもやってみれば」50代主婦が息子の一言で弁護士になるまで ＜後編の主な内容＞ ・高校時代から「短期集中型」 ・つらいときは愚痴で気持ち切り替え ・法科大学院を首席で修了 ・司法修習後は「マチ弁」に ・「やってよかった」高校時代から「短期集中型」 毎朝5時起きで大学院に行き、夕方まで勉強漬けの日々だった。 ただ、大学院から帰宅後は家事に専念し、土日も試験前を除いては家事や家族との時間にあてる生活スタイルは変えなかった。 勉強の時間が限られている分、効率を心がけた。高校時代から「短期集中型」で、大学受験のときもバレーボール部を引退した後の半年間の猛勉強で上智大経済学部に合格している。 通学の電車で教科書や参考書を読み、昼食は自習室で勉強しながらコンビニのサンドイッチやおにぎりで済ませた。 大好きだった小説も3年間は読まなかった。つらいときは愚痴で気持ち切り替え 大学受験に臨んだ10代のころと比べたら、記憶力や体力の衰えは否めない。それでも、持ち前の前向きな姿勢で逆境をはねのけた。…この記事は有料記事です。残り1090文字（全文1851文字）あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>