朝日新聞記事有料記事永井靖二2025年10月11日 6時00分鳥海とみられる軍艦。当時の最新鋭艦を、乗組員だった元海軍少佐がフィルムに収めた=映画フィルムから、神戸映画資料館提供 旧日本海軍の重巡洋艦「鳥海」で撮影したとみられる映像が、乗務した将校の遺族から神戸映画資料館(神戸市長田区・安井喜雄館長)に寄贈された。鑑定した専門家によると、「内部」からの撮影ならではの貴重な映像が含まれているという。 寄贈されたのは、元海軍大佐の前田直(なおき)さん(1896~1964)が生前に撮影した16ミリフィルム。鳥海は1931年に進水し、第2艦隊の旗艦となった艦艇で、前田さんは34年12月~35年11月、運用長兼分隊長として乗務した。 計38本のフィルムの多くは軍務で滞在していたヨーロッパの街並みなどの映像だったが、うち4本計約33分に海軍の艦艇が撮影されていた。フィルム缶の表題などから、35~36年に撮影された映像とみられる。 艦隊行動をはじめ、当時の最…この記事を書いた人永井靖二大阪社会部|災害担当専門・関心分野近現代史、原発、調査報道戦後80年第2次世界大戦では、日本人だけでも300万人以上が犠牲になったと言われています。戦後80年となる今年、あの時代を振り返る意義とは何か。全国各地のニュースをまとめています。[もっと見る]関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ10月11日 (土)公明、自民との連立離脱を表明平和賞にベネズエラの活動家石破首相、戦後80年の所感10月10日 (金)ガザ停戦へ合意 人質解放へ香淳皇后実録を公開ノーベル賞にハンガリー作家10月9日 (木)ノーベル化学賞に北川進氏アサヒ障害めぐり犯行声明生成AIの安全基準を整備へ10月8日 (水)自民党、新執行部が発足ノーベル賞 米国の研究者らに万博「運営費」黒字の見込みトップニューストップページへ独裁にあらがうリーダー「声を上げ続ける」 世界に問いかけた平和賞22:08トランプ氏、習氏と「会う理由ない」 対中関税の大幅引き上げ検討も1:09高市総裁「一方的に離脱伝えられた」 公明との連立政権めぐる協議で22:10「在任中に何とか」執念の歴史検証 石破所感、ポピュリズムを牽制6:00民放キー局、BS4K放送の撤退検討 年間億単位の赤字続き経営圧迫6:00超高校球児・大谷翔平が選択したプレー あの大打者から生まれた秘策6:00