毎日新聞 2025/10/10 07:15(最終更新 10/10 07:15) 1024文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷がれきを前にたたずむお年寄り=セブ島北部で、BH提供 多数の犠牲者が出ているフィリピン・セブ島の地震災害を受け、栃木県足利市のNPO法人「ブラザー・フッド(BH)」(高瀬圭理事長)は13日、同市大前町の西幸楽荘運動広場で、9日に来日した同島のNGO「トゥーライ・サ・キナブヒ(TSK)」メンバーや若者たちと緊急募金への協力を呼びかける。TSKのグレマー・ラダ代表(43)は「人々は空き地で避難生活をしており、食料、水、シェルターといった基本的なニーズへの迅速な対応が必要」と訴えている。 フィリピン火山地震研究所などによると、地震は9月30日午後10時(日本時間同午後11時)ごろ、セブ島北部を襲った。震源は同島セブ州ボゴ市北東沖約20キロで、マグニチュードは6・9。これまでに70人を超える死者を含め多くの犠牲者が確認されている。Advertisement隆起し、通行できない道路=セブ島北部で、BH提供 来日したのは、牧師でもあるラダ代表と妻でTSK副代表のシェラ・ジェーン・ラダさん(41)、中学教員のアイビー・レオヤンさん(26)らTSKの奨学金で学んだ20代女性3人の計5人。TSKは、島の貧困地区の子供たちへの支援と交流を続けているBHの現地パートナーで、本部は島東のタリサイ市にある。同市の被害は少なく来日に支障はなかったが、北部タボーゴン町でも出張教育を手掛けており、代表らは震災後、食料配布など支援を続けていたという。 ラダ代表によると、被害が甚大なのはボゴ市で、同町やサン・レメヒオ、ダンバンダヤン、メデリン各町も深刻。ただ、救援活動はボゴとサン・レメヒオに集中しており、TSKなど民間団体や個人が山間部や奥地に直接支援に入っているという。支援物資を受け取る被災者たち=セブ島北部で、BH提供 ラダ代表は「道路に大きな亀裂が走り、橋が崩壊し、家屋や建物が倒壊しているのを目にした。多くの地域では電気や水の供給が止まっており、余震もあり、人々は屋外の空き地に避難して生活している。現在の最大の課題は、まず食料、水、避難用のシェルターといった基本的なニーズへの迅速な対応」と指摘。さらに「余震が落ち着いた後には復興支援プログラムが求められます」と息の長い支援を訴えている。 BHは13日午前10時半から予定するチャリティーイベントの中で、来日メンバーとともに震災支援への募金への協力を呼び掛ける他、ホームページでもオンライン決済などによる義援金を募っている。募金はTSKを通じ被災者支援に使われる。高瀬代表(39)は「本当に支援を必要としている人たちに、支援が行き届くことを願っている」と話している。【太田穣】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>