縄文人も食べていた? 3500年前のドングリ発見 兵庫・加東

Wait 5 sec.

毎日新聞 2025/10/10 10:29(最終更新 10/10 10:29) 503文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷発掘された中世の遺跡。溝でコの字形に囲まれた区画もあり、古代の条里制にならった可能性も考えられるという=兵庫県加東市下滝野で2025年10月6日午後2時52分、稲生陽撮影 兵庫県教委は加東市下滝野の加古川右岸にある「下滝野・奥瀬遺跡」で、遺跡下層で発掘された約3500年前(縄文時代後期)の貯蔵穴から大量のドングリが見つかったと発表した。遺跡周辺は藤原氏ゆかりの中世の荘園「滝野荘」跡とされ、その数千年前にも同じ場所に人々が集住していたと裏付けられた。 貯蔵穴は中世以降は水田になっていた旧河道の下層で四つ見つかり、うち一つにクヌギやイチイガシなどのドングリが大量に残っていた。県内では貯蔵穴の発掘例が少なく、保存状態のいいドングリが大量に見つかるのは極めて珍しい。Advertisement貯蔵穴から見つかった大量のドングリ=兵庫県加東市下滝野で2025年10月6日午後3時19分、稲生陽撮影 ドングリは水に漬けてあく抜きするとともに、冬の食料として保存されていたとみられる。縄文人はすりつぶした実をクッキーのように焼いて食べていたとみられ、一つの穴で1家族が冬を越せるだけの量をためていたと考えられている。 今回の発掘現場からは新たに中世の井戸跡や鉄製品を作ったとみられる炉なども見つかり、溝で住居地域と生産設備を区画したとみられる遺構も発見。井戸からはまじない用の呪文「急々如律令」(速やかに行え、の意)と読める字のある木簡1点も出土した。 現地説明会は11日午前10時半から。雨天中止。【稲生陽】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>