朝日新聞記事有料記事松田果穂2025年10月7日 17時00分「LO対策実務研修」の開始式で、警視庁の若田英・公安部長(右)から訓示を受ける他県警の公安捜査員=2025年10月7日午前10時19分、東京都千代田区、松田果穂撮影 組織に属さず単独で政治家や政府機関を攻撃する「ローンオフェンダー(LO)」の対策強化のため、警視庁が他県警の公安捜査員を受け入れ、実務研修を始めた。「一期生」は6道県警の6人で、警視庁で1年間学び、人脈を築く。7日の開始式で若田英・公安部長は「全国の架け橋となり、今後のLO対策を牽引(けんいん)する存在となることを期待する」と訓示した。 研修は1日に始まった。研修生は北海道、福島、茨城、千葉、埼玉、静岡の6道県で公安捜査に携わってきた、32~41歳の警部補と巡査部長。1年間の予定で、警視庁でLO対策を担う公安3課に派遣された。 都内は皇居や国会議事堂、他国の大使館といった「重要防護施設」が集中するほか、約1400万人の人口を抱え、110番通報の数が全国の約2割を占めることから、警視庁で研修を実施。LO対策はSNSの書き込みだけでなく、通報や街中の地域警察官の活動が端緒となるため、貴重な経験を積みやすいという。 研修では、LOが事件を起こ…関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ10月7日 (火)ノーベル賞 阪大の坂口志文氏日経平均 初の4万8100円台田園都市線 列車同士が衝突10月6日 (月)高市新総裁、党人事を調整「ごまさば」アニサキス注意世界遺産・白川郷でクマ出没10月5日 (日)高市早苗氏が自民党新総裁にハマス、条件付きで合意動画生成AI、修正へ10月4日 (土)自民党総裁選 きょう投開票インフルエンザ 流行期入りコメ4キロでの販売広がるトップニューストップページへ高市氏「三つの経済政策」を解説 ガソリン、交付金…物価高対策は?16:00万博の運営費、230億~280億円の黒字見込み 協会が報告16:19ノーベル賞、物理学賞きょう発表 従来にない選考も、日本の研究者は17:00ノーベル賞の坂口さん夫妻、研究も人生も「二人ならなんとかなる」17:10田園都市線の脱線事故 原因はATCの設計ミス、東急社長が謝罪17:00佐々木朗希、敵地で2試合連続の好救援 英語のヤジが分からなかった16:30