給食のウズラ卵で小1死亡、市教委が再発防止策 「調理を工夫改善」

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有料記事西田慎介2025年10月7日 17時55分学校 福岡県みやま市の小学校給食で2024年2月に1年生の男子児童(当時7)がウズラの卵をのどに詰まらせ死亡した事故を受け、市教育委員会は7日、第三者委員会の提言を受けて作成した再発防止策を公表した。市ホームページに掲載している。 再発防止策では、誤嚥(ごえん)しやすいと判断した食材については調理や提供を工夫改善し、給食・食育指導を徹底していくとしている。 担任など教職員に対しては、緊急時の連絡体制の強化▽救命講習受講などによる資質能力の向上▽学校危機管理マニュアルの見直しと意識づけを図る。事故が発生した場合には、素早い119番通報を可能とする施設整備や取り組みを推進し、緊急時に対応できる教室配置の再検討も行う。 児童生徒や家族に対しては、資格を持った「支援担当者」が継続的に支援する態勢を整える。 有識者らでつくる第三者委は24年4月~12月に計14回開催し、調査結果を同年12月22日に市教委に答申していた。市教委は25年2月に第三者委の提言に対応するかたちで再発防止策をまとめていたが、「諸般の事情」で公表していなかった。ハード整備が伴う項目以外は実行済み、と説明している。事故後はウズラの卵は提供しておらず、調理時に切る大きさを小さくしている食材もあるという。 教室から119番通報ができ…こんな特集も教育情報(PR)注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ10月7日 (火)ノーベル賞 阪大の坂口志文氏日経平均 初の4万8100円台田園都市線 列車同士が衝突10月6日 (月)高市新総裁、党人事を調整「ごまさば」アニサキス注意世界遺産・白川郷でクマ出没10月5日 (日)高市早苗氏が自民党新総裁にハマス、条件付きで合意動画生成AI、修正へ10月4日 (土)自民党総裁選 きょう投開票インフルエンザ 流行期入りコメ4キロでの販売広がるトップニューストップページへ高市氏「三つの経済政策」を解説 ガソリン、交付金…物価高対策は?16:00万博の運営費、230億~280億円の黒字見込み 協会が報告16:19ノーベル賞、物理学賞きょう発表 従来にない選考も、日本の研究者は17:00ノーベル賞の坂口さん夫妻、研究も人生も「二人ならなんとかなる」17:10田園都市線の脱線事故 原因はATCの設計ミス、東急社長が謝罪17:00佐々木朗希、敵地で2試合連続の好救援 英語のヤジが分からなかった16:30