不登校の息子見守る記者、フリースクール支援を提案 新聞社が動いた

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朝日新聞記事有料記事2025年10月9日 6時00分出版記念のトークショーに参加する四宮淳平さん=2025年8月29日午後6時39分、福岡市中央区、前田伸也撮影 報じるだけでいいのか。解決の出口が見えない不登校の現場取材への虚無感、そして学校に行けなくなった息子を救ってあげられない自身への絶望感。教育専門記者で西日本新聞編集委員の四宮淳平さん(45)はフリースクール支援に立ち上がった。 九州のブロック紙の教育専門記者として不登校の現場を取材し、5年になる。 「うちも困っている」と情報が寄せられるたびに同じ視点の記事を書いてきた。記事によって社会が良くなる手応えが乏しく、「いつまで続くのだろうか」と虚無感に襲われた。 この時期、コロナ休校を機に小学生の息子は不登校に。帰宅すると、息子は畳にタオルケットを広げ、お気に入りのぬいぐるみを並べて寝ていた。 夫婦共働きで家を空けがち。ぬいぐるみで寂しさを紛らわせているように見えた。記事を何本も書きながら、我が子が抱える困難を前に「解決できない自身に絶望した」。 報じるだけで、いいのか。 答えを求め、事業構想大学院…関連ニュースこんな特集も教育情報(PR)注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ10月9日 (木)ノーベル化学賞に北川進氏アサヒ障害めぐり犯行声明生成AIの安全基準を整備へ10月8日 (水)自民党、新執行部が発足ノーベル賞 米国の研究者らに万博「運営費」黒字の見込み10月7日 (火)ノーベル賞 阪大の坂口志文氏日経平均 初の4万8100円台田園都市線 列車同士が衝突10月6日 (月)高市新総裁、党人事を調整「ごまさば」アニサキス注意世界遺産・白川郷でクマ出没トップニューストップページへ対米開戦という最高機密も知っていた? 香淳皇后「実録」が語る生涯0:00終戦前夜「聖断」知らず?菓子作った香淳皇后の胸中 原武史氏に聞く0:00郵便物の不配非公表、過去分も近く公表へ 日本郵政社長、責任認める5:00経験した差別の「再燃」、知日派教授が懸念 高市総裁と日本への期待6:00保守派悲願のスパイ防止法制定、高市氏が注力 国家権力行使に危うさ22:22クリスマスイブに鳴ったiPhone 英で窃盗団摘発、4万台密輸か3:29