車のエンブレムや貴金属、相次ぐ変色被害 道路陥没事故の現場周辺

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有料記事中村瞬2025年10月10日 15時00分黒く変色したトヨタ車のエンブレム=2025年10月2日、埼玉県八潮市、中村瞬撮影 埼玉県八潮市で今年1月に起きた道路陥没事故の現場周辺で、乗用車のエンブレムや浴室のシャワーの金具といった金属が変色する被害が広がっている。破損した下水道管から漂う硫化水素の影響とみられるため、県は個別に補償する方向で検討に入った。 陥没現場から70メートルに自宅がある着付け講師の木下史江さん(56)が、変色に気づいたのは6月だった。近所の人の話を聞いて調べたところ、自家用車2台のうち、1台はエンブレムが、もう1台はサイドミラーが黒ずんでいた。室内を調べると、浴室のタオル掛けやシャワーの金具も変色していた。 県は住民からの相談を受けて調査を開始。県下水道事業課によると、住民から提供を受けた車を検査機関で調べたところ、エンブレムから通常の30~100倍の硫黄成分を検出した。専門家から、変色は「硫化水素による影響が否定できない」との見解も示された。 同課はこれまでに車33件、浴室の部品3件、自転車2件、貴金属2件、水栓1件、台所用品1件の被害を確認しているという。このほか、エアコンや給湯器の不具合も報告されているが、「現時点では因果関係がわからない」としている。■硫化水素が化学反応か…埼玉・八潮の道路陥没事故2025年1月28日、埼玉県八潮市中心部の道路が陥没し、トラックが転落しました。トラックの運転手は穴の下に取り残されたままです。関連ニュースをまとめてお届けします。[もっと見る]こんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ10月10日 (金)ガザ停戦へ合意 人質解放へ香淳皇后実録を公開ノーベル賞にハンガリー作家10月9日 (木)ノーベル化学賞に北川進氏アサヒ障害めぐり犯行声明生成AIの安全基準を整備へ10月8日 (水)自民党、新執行部が発足ノーベル賞 米国の研究者らに万博「運営費」黒字の見込み10月7日 (火)ノーベル賞 阪大の坂口志文氏日経平均 初の4万8100円台田園都市線 列車同士が衝突トップニューストップページへ「7時間待ち」万博イタリア館の至宝 閉幕後に大阪の美術館で展示へ13:15車のエンブレムや貴金属、相次ぐ変色被害 道路陥没事故の現場周辺15:00日経平均が一時600円超下落 公明連立離脱を警戒、利益確定売りも14:42漫画家の江口寿史氏、SNS写真を無断でイラスト化 公開中止相次ぐ12:00旧統一教会の韓総裁を起訴 前大統領側への金品供与で指示・承認か14:37「ふつう」になれない発達障害の私 イケてる友達、完コピしたのに11:00