ズボンを脱がされても「悪ふざけ」 北星余市高の保護者らが窮状訴え

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毎日新聞 2025/10/10 15:47(最終更新 10/10 15:47) 有料記事 1646文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷北星学園余市高校の校門。「真理は汝らに自由を得さすべし」と、ヨハネ福音書8章32節の一文が刻まれている=北海道余市町で2025年8月11日午後2時50分、伊藤遥撮影 息子が校内でズボンを脱がされるいじめを受けたのに「単なる悪ふざけ」と教員に片付けられ、退学の意思を伝えると怒鳴りつけられた――。 全国から不登校生らを受け入れている私立北星学園余市高校(北海道余市町、全校生徒191人)で、こうした「生徒の気持ちに寄り添わず、むしろ傷つける行為」が横行していると、複数の保護者が訴えている。「障害者」とからかわれ 今年3月まで息子(16)を同校に通わせていた保護者の女性(52)によると、息子には発達障害があり、小中学校時代はクラスに2、3人のみの支援学級に通っていた。 同校に入学し、1年生だった息子は2024年11月、体育館での集まりに向かった際、同級生から「おー、よく来たなー」と、いきなりズボンを下ろされた。 翌週、別の生徒からも「障害者」とからかわれ、担任教諭に一連の出来事を相談。教諭は深刻に受け止めず、「1回きりだった」「相手は『覚えていない』と話している」などと述べ、適切に対応しなかった。 さらに25年3月、息子が退学の意向を伝えると、担任は無断でクラスメート3人に状況を明かし、一緒に引き留めようとした。息子が対話を拒否すると、担任はきつい口調で「1年間同じクラスにいた人の気持ちも考えて」「友達と思っていなかったわけ?」と詰め寄り、最終的に「だって仲良くしてたじゃん!」と激高した。 息子には「一度でいいからクラスメートに囲まれて過ごしたい」という希望があり、さまざまな事情がある生徒を受け入れている同校に進学した。 母親の抗議を受け、校長は6月に「行きすぎた行為で、息子さんを深く傷つけた」と謝罪。だが母親は「録音データを示して初めて非を認めたが、それまでまともに取り合ってくれなかった」と憤る。親の気持ちも踏みにじられ 中学で不登校になり、やり直しをかけて他県から入学した高校2年の男子生徒(16)も、学校の対応に不信感を抱いて退学…この記事は有料記事です。残り850文字(全文1646文字)あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>