「中立」ではいられない パレスチナパビリオンで働いた大学生2人

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毎日新聞 2025/10/9 07:00(最終更新 10/9 07:00) 有料記事 2283文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷大阪・関西万博のパレスチナパビリオンでスタッフとして働く柳瑠音さん(左)と山中李咲さん=大阪市此花区で2025年10月2日、村田貴司撮影 大阪・関西万博の開幕後も、イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ地区などへの侵攻が続いている。見えにくいところで、日本はイスラエルともパレスチナ自治区とも関わっている。その中で、パレスチナパビリオンのスタッフ、東京外国語大4年生で休学中の山中李咲さん(22)と同志社大社会学部4年生の柳瑠音さん(21)に共通した思いは「中立ではいられない」だった。話題はいつもパレスチナ 山中さん 高校の第2外国語の授業でアラビア語を学びました。日本と異なる文化にひかれ、大学でも専攻はアラビア語を選びました。 入学後に中東のヨルダンを訪れると、出会ったアラブの人たちはいつもパレスチナの話をしていました。ご飯時に「パレスチナはもっとおいしい」と言うほど。それで興味を持っていたら、万博スタッフの募集がありました。 イスラエルがガザ地区に侵攻していることは知っていました。ただ、スタッフとして働き始めた頃はどちらが守られるべきかを比較せず、「中立」でいる方がいいと思っていました。 その頃、同僚の柳さんがスイカのブローチをくれました。パレスチナ旗の赤、黒、白、緑色で構成されるスイカはパレスチナの象徴です。パレスチナを拒むことはできないと身に着けましたが、当初は抵抗を感じていました。日本も「中立」と思っていたが… 来場者からは「イスラエルとパレスチナ、どっちが悪いの」とよく聞かれます。それで本を読み始め、5、6月はとりつかれたように勉強しました。 40冊ほど読み、パレスチナが舞台の映画「ノー・アザー・ランド」も見て、イスラエルによるパレスチナへの入植が先住民を標的にした非合法な行為だと知りました。 それまでは、日本は双方の軍事行動に対して自衛隊を派遣せず、パレスチナの支援もしているから「中立…この記事は有料記事です。残り1540文字(全文2283文字)【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>