記者会見する自民党の鈴木俊一幹事長=同党本部で2025年10月7日午前11時1分、吉田航太撮影 自民党の鈴木俊一幹事長は7日の就任記者会見で、派閥裏金事件に関与した萩生田光一元政調会長を幹事長代行に起用したことは問題ないとの認識を示した。「党の処分がとられ、国政選挙で審判を受けている。その意味で個人については党則上の関係では一定の終了、結論が出ている」と語った。 鈴木氏は裏金事件で「自民党に対する厳しい批判が今なおあることは認識している」と述べた。その上で「ルールを守ることを積み重ねる中で党組織に対する信頼を取り戻すのが重要ではないかと思っている」と述べた。【高橋祐貴】