ノーベル化学賞の受賞が決まり笑顔で記念撮影をする北川進・京都大特別教授と研究メンバーら=京都市左京区の京都大で2025年10月8日午後9時2分、小関勉撮影 スウェーデン王立科学アカデミーは8日、2025年のノーベル化学賞を京都大高等研究院の北川進特別教授(74)▽豪メルボルン大のリチャード・ロブソン教授(88)▽米カリフォルニア大バークリー校のオマー・ヤギー教授(60)――の3氏に授与すると発表した。授賞理由は「金属有機構造体の開発」。 北川さんは京都市出身で市立塔南高(現・市立開建高)を卒業している。 京都市の松井孝治市長は「市民とともにお祝い申し上げる。権威ある栄誉に輝いたことは、市民の大きな誇りであるとともに、若者たちに夢と希望を与え続けることを信じてやみません」とのコメントを発表した。【水谷怜央那】