「部活教え子に性加害」準強姦罪で男を在宅起訴 10年越しの立件も

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2026年3月31日 19時20分相川智 堀田浩一記者会見する、性被害を訴えている女性=2026年3月30日午後3時5分、広島市中区上八丁堀、相川智撮影 部活で指導していた女性に対して、繰り返し性的被害を与えたとして、松江地検は27日、島根県邑智郡に住む元コーチの男(43)を準強姦(ごうかん)の罪で在宅起訴した。 起訴状によると、元コーチの男は、逆らうことのできない心理状態にあった女性に対し、2013年7月に島根県益田市内のホテルで性交したほか、16年7月に岡山市内のホテルで、同年8月に島根県出雲市内のホテルでそれぞれ性交したとされる。 男は昨年8月、この女性にみだらな行為をさせたとして児童福祉法違反の疑いで逮捕されている。県警によると、男は当時、「性行為はしていない」と容疑を否認していたという。男はその後、処分保留で釈放され、松江地検が任意で捜査していた。 女性は現在20代で中国地方在住。中学、高校の部活の外部コーチを務めていた男から長年にわたって性的被害を受けたとして昨年11月、1100万円の損害賠償を求める訴訟を起こしていた。「自分は悪くなかったと思えてきている」 元コーチの男が起訴されたことを受け、被害を訴えている女性が30日、広島市内で代理人の弁護士と共に記者会見を開いた。男について、「謝罪されても受け入れるつもりはないが、自分のやってきたことから逃げずに、しっかり向き合ってほしい」と強調した。 女性は昨年、友人に相談したことで自らの性被害を認識し、7月に刑事告訴していた。「(事情聴取で)当時のことを思い出すのはしんどかったが、こうして起訴してくださったことで、少しずつ自分は悪くなかったと思えてきている」と振り返った。 ほかの性被害に苦しんでいる人たちに対しても「自分が悪かったとか、汚されてしまったと思うのは違う。あなたは悪くない、ということが少しでも伝わっていけばうれしい」と呼びかけた。 10年以上前の被害も起訴されたことについて、代理人の寺西環江弁護士は「性被害は証拠が残りにくく、特に古い事案はなおさら。準強姦罪で立件できたことは驚いた」とし、「こういう事案もあると知ってもらえれば、立ち上がる人が少しでも増えるんじゃないか」と話した。【スタンダードコース|デジタルのみ】今なら4カ月間月額200円で読み放題/再入会は500円!詳しくはこちら【ダブルコース半年割|宅配購読者限定】今だけ超特価!はじめの4カ月間は月額100円!詳しくはこちらこの記事を書いた人相川智広島総局|事件・司法担当専門・関心分野政治、地方創生、スポーツ、交通堀田浩一松江総局員|行政、経済、警察専門・関心分野経済、農業、高校野球、洋楽関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ3月31日 (火)8.6兆円の暫定予算が成立4月から共同親権がスタート田久保・前伊東市長 在宅起訴3月30日 (月)親イラン武装勢力が参戦中国大使館侵入疑い 家宅捜索抹茶ブームの陰 中国産が台頭3月29日 (日)イラン攻撃1カ月、家計圧迫か広がる子どもの視力低下お台場に26億円の巨大噴水3月28日 (土)女性刺殺 容疑者は元交際相手政府、暫定予算案を閣議決定ドジャース 開幕戦で逆転勝利トップニューストップページへ京大で3件の研究不正 医学部の元准教授が論文改ざん、現役の教授も17:02PFAS、4月から水道水の基準値スタート 市民団体が考える疑問は18:00「因果応報」いじめ受けた中3女子、SNSで被害を公表 福島・郡山16:00福祉が風俗に勝てない現実、それは女性の選択か 上野千鶴子さん問う11:04イランは経済の痛みで米に対抗 非常事態宣言のマーシャル諸島財務相16:00佐々木朗希の偽らざる心境とロバーツ監督の評価 78球を振り返る17:30