毎日新聞 2025/11/17 12:00(最終更新 11/17 12:00) 606文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷商家建築様式の雰囲気と地酒が楽しめる採進堂酒店=福島市飯坂町で2025年11月16日、錦織祐一撮影 福島市・飯坂温泉の中心街に残る「旧採進堂酒店」(国登録有形文化財)が16日、地酒の角打ちが楽しめて簡易宿泊施設も併設した酒店として再オープンした。経営する浪木克文さん(60)は「この建物の雰囲気を生かして新たな交流拠点になれば」と期待する。 旧採進堂酒店は1898(明治31)年の建築とされる木造2階建てで建築面積99平方メートル。この地域特有の商家建築様式で、2階には地元の銘酒の看板を並べ「近代温泉地の隆盛を伝えている」と評価された。前店主が死去して空き家となり、長田城治・郡山女子大准教授(日本建築史)が歴史的価値を証明して2019年に国有形文化財に登録された。Advertisement「この建物の雰囲気を生かして新たな交流拠点に」と語る浪木克文さん(左)=福島市飯坂町の採進堂酒店で2025年11月16日、錦織祐一撮影 物件を管理していた、サッカーJ3福島ユナイテッド社長でもある1級建築士の鈴木勇人さん(53)と、空き家をリノベーションした民泊施設を経営している浪木さんが組んで改修した。1階は雰囲気を生かした角打ちの居酒屋。2階は4室の宿泊施設となり、近く米民泊仲介大手Airbnb(エアビーアンドビー)に登録してインバウンド(訪日外国人)誘客も目指す。 16日には早速、地元住民らが訪れて銘酒とともに雰囲気を楽しんだ。飯坂温泉観光協会事務局次長の斎藤利香子さん(57)は採進堂前店主の息子と同級生といい「彼は東京で働いているが『名前を残してくれた』と喜んでいた。私も子どもの頃から親しんでいた建物だったので、生き返ってうれしい」と喜んでいた。【錦織祐一】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>