Windows 10 ESU環境のインストールエラー0x800f0922を解決する「KB5072653」が公開

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Windows 10 ESU環境向けの2025年11月の月例更新プログラムKB5068781が一部の環境でインストールに失敗し、エラーコード 0x800f0922 を返す不具合が発生していました。Microsoftはこの問題を解決するための更新プログラムKB5072653を公開しています。メッセージセンターには以下のような情報が掲載されています。この問題は、Windows 10 Version 22H2を使用し、商用向けのExtended Security Updates(ESU)に登録している企業環境に影響します。ただし、Microsoft 365 管理センター経由で「Windows サブスクリプション アクティベーション」によってライセンス認証したデバイスに限定されます。2025年11月のセキュリティ更新プログラム KB5068781 がインストールできず、エラーコード 0x800f0922(CBS_E_INSTALLERS_FAILED) が表示されるという問題が報告されており、Microsoftはこの問題を解決するために、「Extended Security Updates (ESU) Licensing Preparation Package」のKB5072653を公開しています。このパッケージは、ESU 更新を正しく適用するための準備用コンポーネントで、これを入れることで KB5068781 が正常に導入できるようになります。Windows 10のESUに関しては、ESUに登録できないというバグがKB5071959で修正され、その後のインストールエラーがKB5072653で修正されたことになります。全ての環境で影響するわけではありませんが混乱しないように注意が必要です。