朝日新聞記事上保晃平2025年11月17日 19時00分東京地裁立川支部 東京都国立市の自宅で母親(当時102)を殺害したとして、殺人罪に問われた無職小峰陽子被告(71)の裁判員裁判の判決が17日、東京地裁立川支部であった。杉山正明裁判長は「介護疲れによる事案で同情の余地が大きい」として、懲役3年保護観察付き執行猶予5年(求刑懲役8年)を言い渡した。 判決によると、小峰被告は母親を12年間介護して腰を痛めていた。事件直前、ベッドから落ちた母親を自力で戻せずに119番通報したが、次からは通報しないように言われ、衝動的に殺害を決意。昨年7月22日早朝、母親の首をビニールひもで絞めて窒息死させた。 判決は、長年の介護で疲労の蓄積があった上、事件1週間前から頻繁にトイレ介助を求められ、被告の対応能力を超えたことで事件が起きたと指摘した。【11月25日まで】全記事が読み放題のコースが今なら2カ月間無料!詳しくはこちらこの記事を書いた人上保晃平立川支局|事件・裁判担当専門・関心分野社会保障、障老病異、社会思想関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ11月17日 (月)電気ガス補助 月2千円以上高市内閣支持率、69%暗号資産を金融商品に11月16日 (日)「非核三原則」見直し検討へ中国、日本渡航自粛呼びかけ東京都、宿泊税引き上げ検討11月15日 (土)日中、非難の応酬デフリンピックきょう開幕大谷翔平 4度目のMVP11月14日 (金)総合経済対策案を与党に提示山上被告の母、遺族らに謝罪警察官がクマ駆除可能にトップニューストップページへ中国外務省、李首相と高市首相「会う予定ない」 週末のG20めぐり19:15相次ぐ訪日旅行のキャンセル、商談も中止 識者「日中政府は冷静に」18:00NHK、受信料の未払い世帯に督促強化へ 民事手続きの新組織を設置18:00混迷続く静岡・伊東、市長選再選挙も現実味 「正常化」次々名乗り18:30視界晴れぬ日本経済 マイナス成長「一時的要因」でも懸念山積み18:30戦争で死亡の日本人、376万人と推計 政府公表の310万人と開き5:00