デフリンピック:平日は研究員、ビーチバレー瀬井が初めて見た光景 デフリンピック

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東京2025デフリンピック毎日新聞 2025/11/16 20:16(最終更新 11/16 20:16) 836文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷ビーチバレー男子予選【日本-ベネズエラ】第2セット、ポイントを奪い喜ぶ瀬井達也(左)と今井勇太=東京都大田区の大森ふるさとの浜辺公園で2025年11月16日、西夏生撮影 東京デフリンピック第2日は16日、大田区・大森ふるさとの浜辺公園でビーチバレー男子の1次リーグがあり、日本の瀬井達也選手(INPEX)、今井勇太選手(田辺三菱製薬)組はベネズエラのペアとの初戦を2―0で快勝した。 デフリンピックに4回目の出場を果たしたビーチバレー男子の瀬井達也選手にとって、特別な大会となりそうだ。初戦の会場に入ると、これまでの大会と全く違う景色が広がっていた。Advertisement 満員の観客席の一角には、勤務する資源開発大手INPEXの社員が応援に駆けつけ、自身の名前がプリントされたタオルを掲げていた。ビーチバレー男子予選【日本-ベネズエラ】第1セット、スパイクを放つ瀬井達也(奥)=東京都大田区の大森ふるさとの浜辺公園で2025年11月16日、西夏生撮影 「たくさんの応援に囲まれて、めちゃくちゃ緊張しました。いつものプレーができなかった」と苦笑しながら、1次リーグ初戦でベネズエラのペアにストレート勝ちした。 健常の選手は声を掛け合って連係を図る競技だが、聴覚障害者が出場するデフの場合、プレー中のコート内は「無言」となる。前回大会でもペアを組んだ今井勇太選手と手話でわずかにやりとりする程度だが、あうんの呼吸でパスをつなぎ、長身を生かした力強いスパイクを打ち込んだ。 瀬井選手は生まれつき聴覚障害があり、最初は6人制のバレーで2009年の台北大会に出場した。その後、知り合いの誘いを受け「コートに2人だけで常に手を抜けない」と2人制で争うビーチバレーに興味を持ち、転向した。 もともと別の企業に勤めていたが、競技に向き合う時間を増やすため、8年ほど前にINPEXに転職した。石油を運ぶパイプラインの腐食対策を研究する業務に従事する。 平日はフルタイム勤務のため、練習でコートに立てるのは週末のみだったが、デフリンピックの東京開催が決まり、遠征の特別休暇や費用面の支援も手厚くなった。社員からの応援も日増しに広がり「職場や社会の理解が進み、競技に向き合える環境が充実した」と感謝する。 11日に43歳となったが「負けず嫌いなので、まだ負けたくない」。自身初のメダル獲得を目指し、晴れ舞台で一戦必勝を貫く。【川村咲平】【前の記事】紀子さま、「オリエンテーリング」競技を観戦 デフリンピック関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>