毎日新聞 2025/11/18 07:00(最終更新 11/18 07:00) 有料記事 2138文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷上野動物園から中国に返還された日本生まれのジャイアントパンダ「シャンシャン」=中国四川省で2025年6月12日(二木繁美さん提供) 日本で飼育されるジャイアントパンダが2026年2月にゼロになる可能性が高まる中、日本からパンダの本場、中国南西部・四川省を訪れる「パンダツアー」がここ数年、人気だ。既に日本から中国に返還されたパンダの飼育施設を巡るツアーの完売が相次ぐ。高市早苗首相の国会答弁などを巡り日中関係は急速に冷え込むが、パンダの魅力が中国政府の「外交カード」として使われる日が再び来るのか。現地を訪れ、専門家にも取材した。「パンダの聖地」に向かう日本人 「かわいい!」「こっち向いて!」 10月下旬、中国南西部の四川省にあるパンダの野生復帰繁殖研究施設「パンダ谷」。15年にオープンしたこの施設では、より生態に配慮した環境下で15頭のジャイアントパンダと20頭以上のレッサーパンダが生息している。 平日朝にもかかわらず、見学エリアはスマートフォンを向ける多くの観光客でにぎわっていた。カンボジアから中国に観光で来たホンメンさん(17)は「生でパンダを見るのは初めて。一度に8~9頭のパンダと出会えてよかった」と笑顔を見せた。 四川省は野生のパンダの7割以上が集中する最大の生息地として知られ、「パンダの聖地」とも呼ばれる。中でも日本からの観光客が集中するのは、パンダ谷の関連施設で、同じ四川省にある「成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地(パンダ基地)」だ。東京ドーム約65個分の広大な敷地に約250頭のパンダが暮らす「基地」には、日本から戻ったパンダたちがいるからだ。 11月中にも再訪を予定するライターの二木繁美さん(50)=大阪市=は、これまでに3回、パンダ基地を訪れた。23年に東京・上野動物園から帰国した雌の「シャンシャン」が暮らす四川省内の別の施設を25年6月に訪ねた際は、数百人の日本人のファンも一緒だったといい、「上野に来たと勘違いするぐらい日本語が飛び交っていた」と振り返る。 現地では…この記事は有料記事です。残り1349文字(全文2138文字)【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>