毎日新聞 2025/11/18 06:45(最終更新 11/18 06:45) 683文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷日本代表のジャージー姿で講演する木村敬一さん=日立特別支援学校で2025年11月14日午前11時7分、田内隆弘撮影 パラリンピック東京大会、パリ大会の競泳で計3個の金メダルを獲得した木村敬一さん(35)=東京ガス=が14日、茨城県の日立市立日立特別支援学校で講演した。さまざまなハンディキャップがある生徒たちに向け、木村さんは「何か夢中になって頑張れることを見つけてほしい」と語りかけた。 木村さんは病気のため2歳で視力を失い、母の勧めで小学校4年生の時に水泳を始めた。高校3年生だった2008年のパラリンピック北京大会から5大会連続で出場し、金メダル3個を含め計10個のメダルを獲得している。Advertisement 木村さんは講演で、視覚障害者は目で見て泳ぎ方をまねることができないなど特有の苦労があることを説明。リオデジャネイロ大会で金メダルを逃した後はアメリカに渡って指導を受け、コーチに実際に手足を持ってもらい動かし方を学んだという。講演後に花束を受け取り、生徒と握手する木村敬一さん(右)=日立特別支援学校で2025年11月14日午前11時26分、田内隆弘撮影 努力が報われ、東京大会で初めて金メダルを獲得した時は「金が輝いているのは見えない。でも、表彰式で君が代を聴いて『この日僕が世界で一番速かったんだ』と感じ、うれしさがわいた」と振り返った。生徒たちは木村さんの金メダルに実際に触れ、「ずっしり重いね」などと声を弾ませた。 その後の質疑応答で「目が見えないのにどうして体が浮き上がっていると分かるのか」と聞かれた木村さんは「いい質問だね」と笑顔。「背中に乗っている水の重さで水深を感じている」と説明すると、感嘆の声が上がった。 講演後に木村さんは「生徒たちに分かりやすくインパクトを与え、今後の人生につながるきっかけになればと思って話をした。実際にメダルに触れ、喜んでもらえたのならうれしい」と話した。【田内隆弘】あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>