藤井聡太王将は「同じ属性」 永瀬拓矢九段が読む勝利へのヒント

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毎日新聞 2025/11/18 06:30(最終更新 11/18 06:30) 884文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷第75期王将戦挑戦者決定リーグで藤井聡太王将への挑戦を決め、インタビュー取材に答える永瀬拓矢九段=東京都渋谷区の将棋会館で2025年11月17日午後6時40分、岩下幸一郎撮影 第75期ALSOK杯王将戦リーグは17日、5戦無敗の永瀬拓矢九段が最終局を残して前期に続く挑戦者に決まった。終局後、永瀬九段は伊藤匠叡王が藤井聡太王将から王座位も奪取して2冠になったことに触れ、「伊藤さんのアプローチを取り入れて、拮抗(きっこう)した勝負にしたい」と意気込みを語った。伊藤2冠に独特の読み筋 永瀬九段は、前期王将戦七番勝負、名人戦七番勝負(ともに1勝4敗)、王位戦七番勝負(2勝4敗)に続き、再び2日制の七番勝負で藤井王将に挑む。Advertisement 今期七番勝負への意気込みを聞かれると、永瀬九段は開口一番「伊藤さんが(王座戦で)2勝2敗の星を作ってから奪取したので、拮抗(きっこう)した星取りにできるように頑張りたい。伊藤さんを見習って準備していきたい」と、伊藤叡王へのライバル心もあらわにした。 伊藤叡王が藤井王将から二つのタイトルを奪取できた要因について問われると、ゲームに例えて「属性」を挙げた。ゲームの世界では、キャラクターにいろいろな属性があり、例えば「水」は「火」に強い、といった相性がある。 永瀬九段は、自身と藤井王将を「同じ属性」、伊藤叡王を「別の属性」に分け、「伊藤さんしか藤井王将に対して良い属性を持っていないかもしれない」と分析。「伊藤さんは読むタイプだが、私とも違う読み方をして、形勢が良くなったら逃がさない。とても素晴らしいステータス」として、独特の読み筋に藤井王将がついていけてないことが好結果につながったと説明した。終盤力が向上 ただ、永瀬九段は王将戦リーグは5戦全勝、名人戦A級順位戦でも5戦全勝で、ともに単独トップを走る。好調の要因を尋ねると、「終盤で以前のようなミスは最近出ず、形勢がよくなってから悪くせずに勝てていることが多い。終盤が安定できているところはある」と終盤の実力向上を挙げた。 七番勝負に向けては、「終盤力を上げつつ、伊藤さんのアプローチ・属性を取り入れて挑まないといけない。伊藤さんが結果で示したので、取り入れていきたい」と、伊藤叡王の対局を参考にしつつ、悲願のタイトル奪取の実現に意欲を見せた。【丸山進】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>