毎日新聞 2025/11/23 18:07(最終更新 11/23 18:08) 1241文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷ジュニア男子SPで演技する中田璃士=東京辰巳アイスアリーナで2025年11月23日、滝川大貴撮影 フィギュアスケートの全日本ジュニア選手権は23日、東京都江東区の東京辰巳アイスアリーナで男子のショートプログラム(SP)があり、昨季の世界ジュニア王者で、12月のジュニアグランプリ(GP)ファイナル進出を決めている中田璃士選手(TOKIOインカラミ)が84・99点で首位発進した。 中田選手とともにファイナルに出場予定の西野太翔選手(星槎国際高横浜)は79・95点で2位だった。フリーは24日に行われる。Advertisement「明日はぶっちぎりで」 中田選手は夏ごろから左足に痛みがあり、ジュニアGPシリーズの2戦を終えた後、中足骨の疲労骨折と診断されたという。1週間ほどリンクから離れ、トレーニングに注力。その後は右足だけでスケーティングの練習をしたり、左足を使わずにループの練習をしたりするなどし、約2~3週間前から本格的に練習を再開したという。 今季、SPはすべての試合で80点超えを目標としている。この日は冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で3・04点の高い加点がついた。続く3回転ループは着氷したものの「少し軸が外れた」と悔やんだが、フリップ―トーループの連続3回転ジャンプは難なく降りた。 全選手中唯一の80点台をマークしたが、ステップと最後の足替えコンビネーションスピンがレベル3にとどまったことに「まだまだできる部分がある。今後の課題」と冷静に振り返った。 フリーはサルコウ、トーループの2種類の4回転ジャンプを1本ずつ跳ぶ予定で、練習から状態が良ければトーループをもう一本跳ぶ考えもあるという。中田選手は「明日はぶっちぎりで優勝を目指して。4回転とかもスケーティングスキルも全部、自分が抜けているところを頑張って明日は証明して、そこを見てもらいたい」と語った。 西野選手は演技冒頭、トリプルアクセルをしっかり降りると、続く3回転ループもきれいに着氷。後半に組み込むフリップ―トーループの連続3回転ジャンプはフリップが不明瞭な踏切と判定されたが、大きなミスなく滑りきり、演技後は右拳を力強く握りしめた。「自信を持って、表現もしっかりしながら最後まで滑り切れたと思う」と笑顔で語った。 今季はジュニアGPシリーズイタリア大会で初優勝。自身2戦目のポーランド大会でも2位に入り、初のファイナル進出を決めた。「ファイナルを決めているから、やっぱり恥ずかしいことはできない。自分らしい良い演技を見せたいという気持ちで挑んだ」と改めて気合が入ったという。 フリーでは4回転ジャンプを2本入れる予定。「2本しっかり決めて、その後のジャンプもノーミスでまとめられるように練習してきた。勝ちたい気持ちはすごくあるが、自分がベストを出さないと絶対に勝てないので、ベストを尽くせるように頑張りたい」と意気込んだ。 3位は蛯原大弥選手(駒場学園高)で74・22点だった。昨季ジュニアGPファイナル、世界ジュニア選手権に出場した高橋星名選手(木下アカデミー)は69・08点で8位だった。【玉井滉大】【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>