海保職員が小説の選考業務 報酬31万円で懲戒処分

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朝日新聞記事増山祐史2025年11月19日 19時50分国土交通省、海上保安庁、観光庁が入る庁舎 兼業の許可なく営利企業の仕事を手伝い、報酬を得ていたとして、海上保安庁は19日、同庁海洋情報部の40代の男性職員を戒告の懲戒処分にしたと、発表した。 同庁によると、男性職員は2020年~24年、企業が主催する小説のイベントで選考業務を依頼され、応募作品を選別する「下読み」を行い、計約31万円の報酬を受け取っていたという。今年の同庁内の面談で発覚した。 国家公務員法は、無許可の兼業を禁止している。男性職員は20年に海保に採用される前から、選考業務を行っており、「正しく兼業に関する規定を確認していなかった」と話しているという。同庁によると、今回の選考業務は同法が禁じる「官職全体の不名誉となるような行為」に当たる恐れがあり、届けがあったとしても認められないという。 同庁の木下秀樹・海洋情報部長は「改めて職員への指導を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。【11月25日まで】全記事が読み放題のコースが今なら2カ月間無料!詳しくはこちらこの記事を書いた人増山祐史東京社会部|国土交通省担当専門・関心分野運輸行政、事件事故、独占禁止法、スポーツ関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ11月19日 (水)日本生命、役員ら減給処分日経平均、5万円割り込む日中、平行線の主張11月18日 (火)日本と中国、局長級協議へ1年半ぶりのマイナス成長戦争死者 376万人と推計11月17日 (月)電気ガス補助 月2千円以上高市内閣支持率、69%暗号資産を金融商品に11月16日 (日)「非核三原則」見直し検討へ中国、日本渡航自粛呼びかけ東京都、宿泊税引き上げ検討トップニューストップページへ大分の大規模火災、地形も影響か 「風で火が斜面を駆け上がったか」15:18【詳報】「愛して」「つぼ、買わないで」 母親と口論、山上被告の妹18:30米議会、エプスタイン文書開示を承認 トランプ氏の指導力に揺らぎも17:30米国からの輸入車、追加試験不要に トランプ関税で手続き簡素化へ19:26クラウドフレアはなぜ敗訴したか 識者は評価「海賊版の抑止効果も」18:46御厨貴さんが語る自民 「政治家は長期的視野を、刹那主義ではなく」18:00