「謙虚に受け止めるが…」 廷内で録音した弁護士、業務停止6カ月

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朝日新聞記事花野雄太2025年11月18日 21時30分大阪弁護士会館=大阪市北区 訴訟記録を破ったり、公判を録音したりしたとして、大阪弁護士会は18日、中道一政弁護士(44)を業務停止6カ月の懲戒処分とした。 同会によると、中道弁護士は2023年7月、大阪地裁の事務室で、書記官が作成した電話聴取書を引き裂いて破った。また同年5月、付添人を務めた大阪家裁堺支部の少年審判と、私選弁護人だった刑事事件の公判で、裁判官の許可を得ずに廷内のやりとりを録音するなどした。 少年審判では録音していたことを自ら明かし、裁判官から数回にわたり消去を求められたが応じなかった。刑事事件では自席にICレコーダーを置いて録音したため、退廷を命じられたが、警備員に抵抗した。同会は「弁護士としての品位を失うべき非行にあたる」としている。 大阪家裁が同会に懲戒処分を請求していた。大阪地裁からは制裁裁判で過料3万円を命じられていた。 中道弁護士は取材に「処分は謙虚に受け止めるが、裁判の記録は公的なもの。裁判所の記録に疑義があるときに、録音などがないと検証できない。弁護士会としてこの問題に取り組んでほしい」と話している。【11月25日まで】全記事が読み放題のコースが今なら2カ月間無料!詳しくはこちらこの記事を書いた人花野雄太大阪社会部兼ネットワーク報道本部専門・関心分野調査報道、国税関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ11月18日 (火)日本と中国、局長級協議へ1年半ぶりのマイナス成長戦争死者 376万人と推計11月17日 (月)電気ガス補助 月2千円以上高市内閣支持率、69%暗号資産を金融商品に11月16日 (日)「非核三原則」見直し検討へ中国、日本渡航自粛呼びかけ東京都、宿泊税引き上げ検討11月15日 (土)日中、非難の応酬デフリンピックきょう開幕大谷翔平 4度目のMVPトップニューストップページへ大分・佐賀関で大規模火災、現在も延焼中 強風などで燃え広がる21:38解決の糸口見えぬ日中関係 パイプ役不在の日本、「優位」演出の中国21:03「高市財政」懸念でトリプル安に 日銀総裁、首相に利上げ姿勢を説明21:30日本生命情報持ち出し、内部資料ににじむ「組織的指示」と「ノルマ」18:00「私が加害者」山上被告の母親 「教会に尽くせば家が良くなると…」19:50入学金の「二重払い」問題 負担軽減「都内は4大学のみ」 民間調査16:00