毎日新聞 2025/11/19 11:37(最終更新 11/19 11:37) 763文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷舞台あいさつで映画の逸話を話す山田洋次監督(左)と倍賞千恵子さん=和歌山市で、加藤敦久撮影 山田洋次監督(94)の91作目となる新作映画「TOKYOタクシー」の全国公開(21日)を前に、市民団体「わかやま寅さん会」が10月23日、和歌山市のジストシネマ和歌山で特別先行上映会を開催した。2回の上映には計約800人が訪れ、山田監督と出演する倍賞千恵子さん(84)らが舞台あいさつに登場すると、同会が手作りしたハンカチを一斉に振って出迎えていた。 同会は映画を通じてまちのにぎわいを取り戻す活動をしており、山田監督作品の特別先行上映会は2019年以降4回目となる。「TOKYOタクシー」は倍賞さんと木村拓哉さんが共演。木村さん演じるタクシー運転手が、85歳の女性(倍賞さん)を高齢者施設に送る際に起こる人間ドラマを描いている。Advertisement 庶民派で知られる倍賞さんの今回の役は「高級品を身につけたマダム」。舞台あいさつでは、山田監督作品70作目の出演となる倍賞さんが「高級バッグなど、いいものを持つのに慣れていない。さくら(映画『男はつらいよ』の寅さんの妹)は買い物カゴが多かった」と語り、会場をなごませた。一方、山田監督は「長いお付き合いだが、ブランド品のコート姿を見たのは初めて」と言いながら、「めかしこんだというふうには全然見えなかった。さすがだね」とセレブ役になりきった倍賞さんを称賛した。また、車中の場面が多かったが、セット内の車をスクリーンで囲んで車窓風景に見せる新技術を多用。和歌山市出身で照明担当の土山正人さんも登壇し、「非常にチャレンジングだった」と振り返った。 舞台あいさつの最後には、山田監督や倍賞さんらに花束が贈呈され、会場から盛んに拍手が送られた。和歌山市内から訪れた60代女性は「作品はすごく感動した。山田監督はいつまでも元気でいていただき、みんなを映画で感動させ続けてほしい」と話していた。【加藤敦久】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>