読む政治毎日新聞 2025/11/19 18:00（最終更新 11/19 18:00） 有料記事 1753文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷首相官邸に入る高市早苗首相＝東京都千代田区で2025年11月19日午前9時26分、和田大典撮影 自民党は70年の歴史で2回下野している。1993年衆院選で過半数割れした際は、10カ月後に社会党の村山富市委員長を首相に担ぐ連立工作で政権復帰を果たした。2009年衆院選で民主党に大敗後は、12年の次期衆院選に勝利する正攻法で返り咲いた。衆参両院で少数与党に転落した今回、どのように立て直しを図ろうとしているのか。 自民党は結党から70年の節目の今年、初めて衆参とも少数与党に転落しました。揺らぐ政権党の現在地を追います。 関連記事 「政策はタダでは…」と迫る自民秘書 裏金事件後もカネ集めに奔走 「派閥解消」早くも形骸化 人事と「決別」明記も「露骨な論功行賞」 総裁選で「疑似政権交代」演出 浮かんで消えた石破氏「除名」案 小沢一郎氏も維新も「定数削減」条件に連立 「数合わせ」の延命 大敗した参院選から2日後の7月22日昼、国会近くのホテルの飲食店に、中堅・ベテラン議員5人が顔をそろえた。 「もう下野するしかないよ」。斎藤健元経済産業相が切り出すと、他の議員も「そうだよな」と応じた。集まった佐藤勉、萩生田光一、古川禎久、御法川信英の4氏で一致し、その日のうちに佐藤氏が党本部を訪ねて森山裕幹事長（当時）に危機感を伝えた。 一方、立憲民主党をはじめとする野党もまとまりを欠き、政権交代の機運は高まっていなかった。各野党が政策の実現を迫りながら、財源確保は政府・与党に任せる状況に、自民の不満も高まっていた。実際に政権を手放す可能性は低かったものの、下野論が持ち上がったのは、野党も責任を持つべきだというけん制と、自民が変わらなければならないとの危機感の両面があった。 斎藤氏が初当選したのは、2度目の下野を喫した09年衆院選。当選直後に与謝野馨元官房長官に呼び出され「長期政権が野に下り、復活した海外の例を調べてほしい」と指示を受…この記事は有料記事です。残り984文字（全文1753文字）【時系列で見る】【前の記事】高市内閣の「死角」は… 有権者との認識の「ズレ」に問われる手腕関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>