「彼が入った時から」 神宮大会初Vの九州国際大付監督、1年左腕に

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毎日新聞 2025/11/19 18:20(最終更新 11/19 18:20) 778文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷【九州国際大付-神戸国際大付】力投する九州国際大付の先発・岩見輝晟=神宮球場で2025年11月19日、西夏生撮影第56回明治神宮野球大会・高校の部決勝(19日・神宮)○九州国際大付(九州・福岡)11―1神戸国際大付(近畿・兵庫)● 大器に託した夢は、わずか半年で現実になった。 圧巻の投球で九州国際大付に初の栄冠をもたらした1年生左腕・岩見輝晟(らいせ)は「今までで一番良い投球ができた」と静かに喜びをかみしめた。 立ち上がりこそ緊張から制球を乱したというが、その後はほぼ完璧。足を高く上げ、187センチの長身を大きく使う躍動感あふれる投球フォームで相手打線をねじ伏せていく。Advertisement 正念場は2点リードの五回。無死一、二塁のピンチを招いたが、1番打者をフルカウントから直球を多投して左飛に仕留め、次の左打者へは外へ逃げるスライダーで空振り三振、右の3番打者は直球で詰まらせて三ゴロに打ち取った。 球速は140キロに届かないが、今大会5本塁打を放った強打の神戸国際大付の選手たちは「近く見える」「押し込まれた」と声をそろえた。独特の球の角度と軌道で翻弄(ほんろう)し、8回3分の2を被安打3、11奪三振、1失点と先発の役割を果たした。 楠城祐介監督は「彼が入ってきた時から、いつかはこういう日が来る可能性があると思っていた」と明かす。 中学時代から豊かな将来性で全国的にも名が通った岩見は「地元(福岡)の人に応援されたい」と九州国際大付を選んだ。順調に階段を駆け上がり、全国大会では2011年のセンバツ準優勝が最高成績だったチームを秋の日本一へと導いた。 今大会は相手のミスにも助けられて白星を拾ってきたが、最後は1年生の快投に打線が13安打11得点と大量援護する会心の勝利。「足りないところがすごく多くて、もっともっと強くなれる」と楠城監督が言えば、岩見は「1回優勝しただけでは満足できない」。投打にタレントを擁するチームの夢はさらに大きく膨らんでいる。【長宗拓弥】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>