クマ対策にふるさと納税活用の自治体拡大 「いい距離」探り件数増も

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毎日新聞 2025/11/19 17:29(最終更新 11/19 17:29) 835文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷秋田県にかほ市の「クマといい距離プロジェクト」=同市のホームページより 東日本を中心に拡大するクマ被害。各地域で過去最多の目撃情報が寄せられ、人的被害に及ぶケースも相次ぐ中、早急な対策が求められる。クマ対策費用を捻出しようと、ふるさと納税を活用する自治体が出てきた。 クマの被害が多発した2023年12月から、ふるさと納税を活用したクマ対策を実施する秋田県にかほ市。「クマといい距離プロジェクト」と銘打った返礼品なしは1口2000~1万円の寄付で、1口あたり1000円がプロジェクトの予算となる。クマの駆除もするが、駆除を抑える共生を目指した取り組み。これまで小学生へクマ鈴を配るなどしてきた。Advertisement 今年度は人的被害はないものの、14日までに過去最多の125件の目撃情報があった。同市の担当者は「市の取り組みが報道されたことを受け、寄付件数が増加している」という。今年度は3日までに192件だったところ、14日時点で325件と大幅に伸びた。県外からは「寄付のうち1000円だけではなく、全額を対策に使ってほしい」といった声も増えているという。 また、ふるさと納税のポータルサイトを運営する「さとふる」(東京都中央区)によると、東北地方の自治体で、クマ対策としてのふるさと納税の導入を予定する自治体が複数あるという。そのうちの一つ、宮城県富谷市は、1000~1万円の返礼品はなしとした寄付の準備を進め、近日中に受け付けを開始するという。宮城県富谷市で設置された対策本部。クマの被害防止の強化策について議論が進む=2025年11月14日、同市提供 富谷市では、クマの目撃情報が今年度、12日までに過去最多の104件寄せられ、今も増え続けている。住宅街にもクマが出没し、9月には人的被害が1件発生した。 市は「災害」として位置づけ、11月に対策本部を設置。クマ対策として、クマを引き寄せる樹木の伐採や、クマが身を隠せる茂みの刈り払いを実施する計画だ。予算として約3500万円を計上し、寄付金の全額を予算に充てるという。 このほか、秋田県大館市、山形県酒田市、新庄市、鶴岡市でも準備が整い次第、クマ対策に充てるふるさと納税の受け付けを始めるという。【嶋田夕子】【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>