毎日新聞 2025/11/17 08:45(最終更新 11/17 08:45) 1036文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷金属加工技術科で溶接作業の訓練を受ける受講生=北九州市八幡西区で2025年10月28日午後2時40分 求職者に公共職業訓練をしている福岡職業能力開発促進センター「ポリテクセンター福岡」=北九州市八幡西区=が、9割近い就職率で即戦力のある人材を輩出している。受講できるのは、ものづくり分野を中心に11コースとさまざまで、同センターは「ぜひ施設見学に来てほしい」と呼びかけている。 11コースは、ものづくり現場のスペシャリストを目指す「機械加工技術科」▽コンピューターで製図や設計をするCADの基本に加え財務会計事務などを学ぶ「CADものづくりサポート科」▽ビルの設備管理を学ぶ「ビル設備サービス科」――などで、機械系や電気・電子系、居住系と多分野にわたる。Advertisement 2024年度の就職率は、機械加工技術科で100%、CADものづくりサポート科で94・1%、ビル設備サービス科でも97・9%と高く、11コース全体の就職率も89・1%と約9割に達している。就職支援アドバイザーが常駐 センター内には、実際の工場で使われている工作機械や大型機械などで訓練ができる実習場があり、現場ですぐに使える知識と技術を習得できる環境を整備。就職支援アドバイザーが常駐し、履歴書など各種応募書類の書き方や面接の練習など就職相談に応じ、受講生を支援している。 センターは、訓練終了を控える受講生の情報をまとめた「人材情報」という冊子を北九州や福岡都市圏を中心に毎月約900社の企業へ郵送するなどしており、即戦力を求める企業のニーズに対応する取り組みが、高い就職率につながっているとみられる。ポリテクセンター福岡の本館=北九州市八幡西区2025年10月28日午後3時11分 また、センターによると、前職がサービス業や事務職といったものづくりとは関係のない受講生も多く、未経験者でも訓練を通じて再就職を果たし、キャリアチェンジの機会にもなっているという。 溶接技術を学ぶ「金属加工技術科」の受講生、藤川剛さん(26)は、前職が段ボール会社で溶接は未経験だった。訓練を経て新たな仕事先が見つかった藤川さんは「最初は下手だったが少しずつうまくなり、先生に『うまいね』と言われると、どんどんやる気が出てきた。他の受講生と一緒に訓練できる環境も楽しかった」と訓練を振り返った。 受講期間は通常6カ月で、短時間訓練のコースや技術や知識を習得したい在職者向けの訓練も実施している。受講料は無料(テキスト代や備品代は別)。月2回、予約なしで参加できる施設見学会も実施しており、11月は26日、12月は10日と24日に予定している。 問い合わせはセンター(093・641・6909)まで。【松本光央】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>